いよいよ28日から宮古島遠征へ。
昨年のリベンジへ。
パヤオへキハダ狙いの本番前日。
こんなヤツら相手に軽くウォーミングアップ。
ジギングもキャスティングも順調に。
さて、本番当日。
風無く最高のコンディション。
誘い出してやろうとキャスティングでキハダ狙い。
キメジで肩慣らし完了。
一緒に行ったリーダーが一本キハダGET。
あまり大きくはないが、本命GETで気合いも入る。
「さぁ〜、俺も続くかぁ〜。」と。
その瞬間。
左脚に激痛が。
ん?
な、何じゃ?
船縁に予備ルアーを引っ掛かけていた仲間がいて。
見事に俺釣れちゃいました。
ルアーを外してテープで固定。
筋肉が固まってフックをガッチリ抑えてくれてるから、もう痛くもないので。
予備ルアーを引っ掛かけていた仲間は顔面蒼白。
「大丈夫。痛くないから早く再開しよう。」
「今、時合だからやりましょう。」と言ったが。
船長が。
「破傷風が怖いから戻って病院に行こう。」と。
「いやいや、大丈夫。今時、破傷風なんてありゃ〜しないよ。」
「本土とは気候が違うから。」と。
結局、強制帰港となり病院へ。
コロナ禍で医者に繋がるまで一時間。
問診、問診。
やっと病院内に入れてもらい外科医登場。
「破傷風の予防注射はしてますか?」
「はぁ〜?した事ありません。」
「破傷風が怖いので予防注射します。」
「2年は大丈夫です。」
来年、同じ事が起こっても大丈夫って訳だ。などとくだらない事を考えながら。
注射も済み、いよいよ麻酔してフックを抜く。
さぁ〜、ペンチで強引に引っこ抜いてくれ。
肉ごと引っ張られるが、なかなか抜けない。
「せ、先生。一気にお願いしますよ。」
「はい。」
あ〜、やっぱり女医さんじゃ握力も腕力も非力で。
「先生。自分でやりましょうか?」
「いえ、大丈夫ですよ。」
「あまり大丈夫そうでもないので俺がやった方が早いかな?と思ったりしてね。」なんてジョークを交えて女医さんにプレッシャーをかけた次の瞬間に。
イラついた女医さん、思いっきり引っこ抜いてくれました。
そんな昨年の宮古島遠征。
本命は釣れなかったが、ある意味楽しい時間ではありました。
今年こそは、本命GETで物持ちドヤ顔の釣果報告をお届け出来る事でしょう。