皆さん、こんにちわ。
中年で太っちょな、妻子持ちの中間管理職サラリーマンのかずたまです。
推し事の界隈では、どの程度その推しを推し続けているか?についてが、ヲタクの地位を決める様な独特な風習がある様に思います。
新参として、ファンになったら、同じファンの先輩にご挨拶するとか、推し事の作法を指導してもらうとか、そんな文化も界隈ではあるのやも、知れません。
今回は、この「古参」や「新規」について、私の考えを書いてみたいと思います。
あくまで私個人の意見であり、偉大なる古参パイセンの方によっては、「そうじゃない!」「お前は全然分かってない!」と叱咤を頂くかも知れませんが、いちヲタクの一意見として、内容を見て頂いた上で、各人ご判断をされ、皆様自分なりの推し事の流儀に組み込んでいって頂ければと思います。
【推し事における、古参と新規】
推しに対するファン層を、「古参」と「新規」で分ける文化は、各界隈でも存在していると思われますが、実際のところ、その明確な切り分けが、私自身、よく分かっていません。
かく言う私も、3年ほど前は確かに現場初参加の新参で、いわゆる「新規」だったと思いますが、今になれば、いつの間にやら「古参」扱いです。
自分がその界隈に「新規」として初参加した時、自分より前に既にいた人が「古参」ならば、自分より後に入ってきた人達からすれば、今度は自分は「古参」になってしまいます。
また、界隈に加わって〇年経ったら、「おめでとう!今日から君も古参の仲間入りだね!」なんて言う、儀式めいた話も、正直聞いた事はありません。
この「古参」と「新規」については、概念的なもので、しかも双方が相対する相手側を揶揄する為に出来た言葉ではないかな?と個人的に推測しています。古参の方は、新規の方が従来のルールを守らない事に腹を立て、新規の方は楽しく推し事したいのに、古参という名の老害があーだこーだと偉そうに言ってきて目障りだと感じる。この様な状況から、相対するお互いを、新規だの古参だのと言っている様に思えます。(これは私の感覚であり、間違った認識かも知れませんので、一意見としてお聞き下さると幸いです)
今まで長くファンをしており、沢山のお金と時間を使って、推しとの関係を築き上げてきた、いわゆる「古参組」は、新しいファン層が入って来て、自分達の作り守ってきたフィールドが侵害され、推しを近くで見られなくなったり、物販で今までに無いくらい行列が出来る事を許せなくなると、新しいファン層を「新規」として、自分達の作り上げたルールに従わせ、今まで通りの環境を維持したいと思うかも知れません。
一方で新しくファン層となった「新規組」からすると、以前からファンしてました感をバリバリ出してくる、オッサンガチヲタな連中が、偉そうにあーだこーだと指示し、押し付けてくる。自分達は好きなアーティストのライブに来ているだけなのに、少し長くファンをしてるからって、何だ偉そうに。「古参」とかマジ何なん?!ただの老害やん!!そう感じる方もいるかも知れません。
少し前までは、常連組が決まった顔ぶれで、会話しなくても、大体いつものメンツが現場で顔を合わせるレベルだった推しが、急に大ブレイクし、数千人規模のライブをやり始めたら、ルールも何もあったもんじゃない。
ぶっちゃけ、リーダーズに関して言えば、今の規模になった以上、古参も新規も、もはや何の意味も無いと思います。
そもそも、「新規と古参」の関係は、「新婚か否か」に似ていると思っています。
新婚さんは、結婚して1年目~3年目くらいを指し、それ以降は新婚と言わなくなります。(3年の期間は、新婚さんいらっしゃいの参加資格からもそう取れます)
結婚生活が1年目の人、5年目の人、10年目の人がいた時、それぞれが偉いとか偉くないとか、上下関係ってあると思いますか?
推し事に従事することは、推しとの生活を始めることに等しく、推し事の従事期間は、結婚期間と同じくと考えると、要するにそんなもんだ、ということです。
勿論、結婚生活を長く維持する上では、色々な問題解決をし、工夫したり、考え方を改めたりしながら、長くその関係を続けるためのノウハウがあります。そんな話を、期間の短い方が、先輩から聞くことは、参考になることもあるでしょう。
別に、推しに対して、大金を注ぎ込んだ方が偉いとかも無いし、現場回数が多い方が偉いとかも無いし、そもそも推し事は「自分と推しとの関係性」に関する活動なので、他人と比較する必要性はありません。「それだけのお金と時間を注ぎ込めるだけの相手が見付かって、本当に幸せですね!」と思うだけです。
今の推しがいるのは、過去に数多のパイセン達が支えて来てくれたからだ、と思えるのであれば、長くファンをされている方に対しては、感謝の気持ちを表しても良いと思いますが、古いファン層が新しいファン層に「我々を敬え」と言うのは違うかなと思います。
長々と書きましたが、私の持論は要するに、「推しの前ではみんな同じファンだと思う」という事です。
最後に一つだけ言えるとすると、古いファン層は年齢層が高く、経済力が強めであったり、長く推しと関わっているので、様々なレアグッズ等を持ってたりします。仲良くなると飲食代を多く負担してくれたり、レアグッズを気前良くくれたりする場合がありますので、ストレスさえ無ければ、上手くお付き合いされてみるのも、良いのではないかな?と思います!笑笑(サイゴノマトメガソレカヨ!!)
本日の駄文は以上です。
最後までお読み下さった皆様、感謝致します。
いつもありがとうございます!