水元公園と小岩菖蒲園の菖蒲

水元公園

 水元公園は小合溜に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観をもった公園です。昭和50年まで、このあたりは都立江戸川水郷自然公園に指定されていました。 小合溜から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を作りだしています。園内にはポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなど水辺に強い樹木が生育し、ハ ナショウブ、スイレン、コウホネといった水生植物を多く見ることができます。

 

水元公園の地図

 

水元公園の花菖蒲園

 金町駅から戸ヶ崎行の京成バスで水元公園まで行き、案内版に沿って釣り堀の遊歩道を歩き土手まで歩き登って、水元大橋に行き渡と直ぐに花菖蒲園につきます。花菖蒲田はいくつもあるらしいのですけれど、今回は水元大橋を渡ってすぐの花菖蒲園へいきました。ここの菖蒲田で楽しんでいると雷がなり大雨が降ってきたので他の菖蒲園を見るのを諦めて帰りました。

 

  

水元公園のバスの停留所から釣り堀に沿って歩くと突き当りに土手があります   

 

 

  土手の上から見た水元大橋、遊歩道の両脇にアジサイが綺麗に咲いています

 

中川の遊水池の小合溜(川の様な遊水池でここに沿って水元公園がある)

 

水元大橋

 

水元大橋を渡ると花菖蒲田

 

 

花菖蒲田

 

    

 

 

     

 

     

色々な花菖蒲

 

菖蒲まつり会場(土,日以外は行われていません)

 

水元公園のある場所

 

 

 

小岩菖蒲園

 小岩菖蒲園江戸川戸川河川敷に広がる小岩菖蒲園は、地元の方から寄贈された花菖蒲をもとに、区が回遊式の庭園にしたものです。約4,900平方メートルの菖蒲田には5月から6月に約50,000本の花菖蒲が咲き誇り、都会のオアシスとして都内名所の一つになっています。また、菖蒲田周辺にはさまざまな野草がみられます。

 ハナショウブは、アヤメ科アヤメ属の多年草で、品種が発展した地域によって江戸系、伊勢系、肥後系、長井系の4系統に分類されます。花の色や絞り、覆輪などの違いから品種は約5千種類にものぼるといわれ、葉がショウブに似ていることから「ハナショウブ」と名付けられたと言われています。

 同園は、1982年に京成線江戸川駅から徒歩5分の江戸川河川敷に開園。地元の方から寄贈されたハナショウブをもとに、区が回遊式の庭園に整備しました。約4,900平方メートルの菖蒲田には約100種5万本のハナショウブが植栽されており、美しく咲き誇るハナショウブを様々な角度から鑑賞することができます。

 6月初旬には、「せいようあじさい」などの品種も咲き始め、6月中旬には、はなしょうぶとあじさいをダブルで楽しむことができます。

 

花菖蒲

 

小岩菖蒲園

 

小岩菖蒲園(後ろに見えるのは市川市の真間山)

 

 

京成電車からも見ることができる

 

 

広々とした菖蒲園

 

    

 

    

 

    

 

    

色々な花菖蒲

 

あじさい

 

アジサイ

 

     

色々なアジサイ

 

日本初のムジナモ発見の地

 明治23年(1890年)5月11日、植物採集のために小岩村伊予田(現江戸川区北小岩四丁目先)に出掛けていた「日本の植物学の父」とも言われる牧野富太郎博士が池の水面を見たところ、ムジナモを発見しました。それが食虫植物で世界的に見て例が少なく日本で初めて発見されたことが分かり、牧野富太郎博士は「ムジナモ」という和名を名付けました。

 ムジナモは水草で光合成もしますが、ミジンコなどを栄養にする食虫植物です。多年草で根っこは無く、水に漂っています。花は1日花で、夏の正午頃、たった2~3時間しか開花しないため、滅多に見ることのできない幻の花です。

 同地はムジナモ自生地として国の天然記念物にも指定されていましたが、数度に渡る洪水で流出し、大正15年に天然記念物を解除されています。小現、在岩菖蒲園内には自生していません。

 

ムジナモ発見の碑

 

 

ムジナモ(江戸川区の小岩菖蒲園のホームページから)

 

菖蒲園内の池(ここにはムジナモ存在しません)

 

 小岩菖蒲園の花菖蒲の観賞の日は一日中よく晴れゆっくりと花菖蒲を見ることが出来ました。

 毎年都心の花菖蒲を見に行きましたが、今年は東京都と千葉県の境界にある水辺の花菖蒲園に観賞に行きました。まわりの景色も良く大変楽しみました。

 

小岩菖蒲園のあるとこ所

 

 

 

水元公園のアザサイと花菖蒲のビデオをYouTubeにUPしてあるのでご覧ください。