アジサイ花の咲く頃の上野の山

東京も近頃、雨の日が多くなってきました☔️🐸
「せっかくのおでかけなのに、なんだか憂鬱…😞」なんて、雨の日には思うこともありますが、季節の花である『あじさい』は、雨だからこそ引き立つ美しさや情緒があります。上野公園は、都内有数のあじさいの名所です。5月の末に撮影した、上野公園の様子をお伝えいたします!まだ、8分咲き程度で花も小ぶりでしたが綺麗にさいていました。天候も梅雨を思わせる曇り空でアジサイの花を観賞するには良い条件でした。あじさいにはさまざまな品種があり、大きく分けると「ガクアジサイ」「ハイドランジア」の2種類に分類されます。

 西洋種である「ハイドランジア」は、日本固有種であった「ガクアジサイ」が西洋で品種改良され、大正時代に日本に逆輸入されたものです。あじさいは土壌が酸性であれば青い花をアルカリ性であれば赤い花を付けます。あじさいの花言葉である「移り気」や「浮気」「無常」は、花の色が時期によって変化することから付けられたともいわれています。また、色によって「寛容」「強い愛情」という花言葉もあります。

ガクアジサイ

 

ガクアジサイは、花の中心に小さな花が集まって
その周りを大きな花が額縁のように囲んでいるように見えます(花の色は酸性の土壌)

 

ハイドランジア

ハイドランジアは、ガクアジサイよりもボリュームがあり
花持ちが良いのが特徴です(花の色はアルカリの土壌)

 

いろいろなアジサイ

 

カシワバアジサイ

葉の形をカシワの葉に例えて、この名がつきました。装飾花は白色で、枝の先に円錐~ピラミット形に集まります。葉のふちは大きく切れ込み、表面にはしわがあり、秋に紅葉します。

 

 

アルベナ

アメリカノリノキの園芸品種で、白色の装飾花が特徴です。つぼみのときは緑色で、花の数が多く、大きな花穂になちます。葉は薄くて大きく、つやはありません。

 

  

ガクアジサイ

小さな花が真ん中にまとまって咲、そのまわりを装飾花が額縁のようにかこみます。葉に厚みとつやがあります。野生のものは房総半島などの海辺にみられます。

 

アジサイ

梅雨時の代表する花です。装飾花という「かざりの花」が、手毬のように集まります。花の色は土の性質によって変わり、酸性なら青つぽく、アルカリ性ばら赤っぽくなります。

 

 

セイヨウジサイ

アジサイのうち、ヨーロッパで品種改良されて日本に里帰りしたものをこのように呼びます。手毬状に咲くものと、額縁のように囲むものがあります。

 

 

ヤマアジサイ

関東より西の山地で見られ、装飾花が額縁のように囲みます。葉は薄くて小さくつやがないため、ガクアジサイと見分けることができます。

 

上野公園の地図

 

上野公園の入り口

 

 上野公園の入り口からさくら通りに入るとその入口の道路の両脇に色々なアジサイが植えられています。このほか上野公園を散歩すれば色々なところでアジサイを観賞することができます。

 

 

 

さくら通入口の両側のアジサイ

 

弁天堂とアジサイ

 

 

鐘つき堂とアジサイ

 

料亭とアジサイ

 

弁天島のアジサイ

 

不忍の池のアジサイ

 

 

不忍の池のアジサイ

 

    

 

    

 

上野の山の色々な所で見られるアジサイ

 

 梅雨時のアジサイは大変趣があります。アジサイの名所上野公園に5月の末に行きました。まだ8分咲きで満開の時に比べて迫力はありませんでしたが、上野公園の散歩を大変楽しくしてくれました。

 

上野公園のある所