東京の摩天楼と新宿中央公園

 新宿西口は以前淀橋浄水場があり歌舞伎町や三越伊勢丹などある東口に比べて質素な住宅街の場所であったが淀橋浄水場地を再開発して現在では繁華街のほか新新宿都心と呼ばれ超高層ビル街になっている。このビル街の都庁高層ビル(243.4m)の裏側に昔熊野神社の敷地であった所に新宿中央公園が、そこから坂を下った場所に熊野神社がある。今回は猛暑日の日中をさけ、午後4時ごろから新宿西口を散歩した。高層ビル街を抜けて新宿中央公園に行き熊野神社を拝観して都庁展望で夜の東京の街並み見て帰宅した。

 

新宿高層ビル街(東京の摩天楼)

 

  

新宿中央公園(ナイヤガラの滝)

 

   

熊野神社

 

高層ビル街

 江戸時代は宿場から離れたていたので十二池と熊野神社の滝それに伴う茶屋のほか屋敷なども見られたが農村地域であった。明治時代に中央線の駅ができ淀橋浄水場ができ近代水道発祥の地となった。その後関東大震災後住宅が立ち並び山の手有数の住宅街のなった。大正末期ごろから東口と異なり商業地区もないので今後の新宿の発展のため浄水所を

移転させ西口一帯の都市改造が具体的に検討され1932年に東京市によって浄水所の移転を前提とした都市計画が決定したが完成は戦後に持ち越された。戦後の復興の一環として新宿副都心計画が策定され、1965年に東村山市に浄水所が移転し、空いた広大な敷地に高層ビル群などを立て一大商業エリアするため1965年200m超高層ビル京王プラザホテルが建設され、1991年に東京都庁が高層ビル群の一角に移転開庁し、ほぼ現在見られる街の姿になった。

 

  

淀橋浄水場(左中央)

 

       

新宿西口の高層ビル群の航空写真

 

京王プラザホテル(47階、178m)

 

都庁(48階、243.4m)

 

     

新宿西口から見たビル群             都庁まで行く動く歩道

 

     

新宿中央公園入口から見た高層ビル群  京王プラザホテル前から見た高層ビル群

 

     

夜の高層ビル群                 夜の東京都庁

 

     

高層ビルの広場                  都議会のビル

 

新宿中央公園

 西新宿の高層ビル群の一角にあり、付近の貴重な緑地となっている。この公園の一部は熊野神社の敷地の一部で淀橋浄水場の跡地と合わせて公園に整備されている。

 

   

新宿中央公園の地図

 

新宿中央公園から見た都庁

 

    

富士見台                  富士見台か公園の風景

 

     

 芝生広場

 

    夜の新宿中央公園

 

熊野神社(角筈十二社)

 創建は1394年ー1428年伝えられている。江戸時代には神社境内には大きな滝があり隣接に十二社池と呼ばれた大小二つの池があり景勝地としと知られていて茶屋や料亭などが約100軒も立ち並び花街であったて戦前まで続いた。その後神社の滝や十二社池は淀橋浄水場の造成や付近の開拓より景勝地としての様相は徐々に見られなくなっていった、そうして1968年に池は埋め立てられてしまった。しかし、熊野神社はその後付近が日本有数の高層ビル街と変貌して現在でも新宿一帯の守り神として人々から信仰を得ている。

 

     

広重「名所江戸百景」に描かれた熊野神社:十二社池。

 

熊野神社本殿

 

 

新宿中央公園から見た熊野神社

 

     

本殿と庭

 

東京都庁展望台

 都庁本館の展望台入り口から入ることが出来きます。南展望台と北展望台の二つがありますが現在はいることが出来るのは南展望台だけです。入場料は無料ですが展望台行のエレベターに乗る前に荷物検査があります。入室時間は9時30分~21時30分です。展望台の高さは202mです。今回は南展望台から見た夜の夜景のみですが条件がよければ日暮れに赤富士を見ることができます。高層ビル街の内外にホテルが多いので外国の方が多く来ています。

 

展望台から見た夜景

 

 

展望台から見た夜景

 

     

展望台から見た新宿中央公園        北展望台(左)と夜景

 

展望台室内

 

 新宿西口の高層ビル街を見学しながら新宿中央公園と熊野神社を見学しました。真夏の高層ビル街は気温が40℃近くになりますので、夕方に見学しました。自動販売機でペットボトルを買い水を飲みながら見学しました。高層ビル街には素敵な喫茶店が多数有りますので涼みながら休憩するのが良いと思います。

 

新宿中央公園のある場所