明治神宮御苑と清正井戸

 原宿の駅を降り、明治神宮の大鳥居をくぐり本殿に向かって歩くと清正井戸から流れ出て渋谷川と合流する小川を渡るための石橋にでます。この石橋を渡て2~3分歩くと左手に明治神宮御苑に入る東門があります。入場料金を払って坂を下ると南池のあずまやにでます。この南池は夏になると水連の花が満開で綺麗です。この南池をさかのぼると花菖蒲田がありさらにさかのぼると清正井戸にたどり着きます。訪れた時は日曜日のせいか外国人が多く混じった多くの見学者が訪れていました。パワースポットである清正井戸を見るのには行列ができ15分ぐらいの待ち時間がありました。

 

明治神宮御苑の地図

 

 清正井戸から流れ出て渋谷川に流れこむ小川と石橋

 

    

神橋                   小川

 

明治神宮御苑の入口東門

 

南池

 

     

南池に通ずる坂道                東屋

 

  

南池

 

     

御釣台                隔雲亭(ここから南池が見下せる)

 

南池に咲く睡蓮

花菖蒲田

 

 南池の睡蓮を観賞した後、さらに奥へと向かうと深い森に包まれた16枚の花菖蒲田につきます。毎年6月の初めから中旬まで花菖蒲が満開でとても綺麗ですが今年は、行った時期が遅かったせいか花菖蒲は枯れていて田圃の様になっており所々に花菖蒲が咲いていました。

 

  

花菖蒲田と東屋

 

      

 

花菖蒲

 

     

 

清正井戸

 

 花菖蒲を遡った木立の中に清水が滾々と湧きだしている清正井戸があり、古くから江戸名井戸の一つに挙げられています。江戸時代初期に加藤家の庭園だったことから加藤清正が掘ったと言い伝えられています。湧き出る水は冬夏通して15℃前後で冬は温かく、夏は冷たく感じます。この清水は花菖蒲田を潤し、南池を潤し池の水門を出た後南参道に架かる神橋をくぐりぬけ、渋谷川の源流となっています。

 

  

清正井戸

 

    

清正井戸の見学者の列

つづじやま

 

 清正井戸からの帰り道、北出口へ坂道を上がった園路沿いにはヤマツツジが群落をなしています。4月下旬の花の咲くころは一面の薄紅色が新緑に映えて綺麗です。行った時は一株だけ花が咲いていました。

 

ヤマツツジの花

 

  

ヤマツツジのトンネル

 

ヤマツツジのトンネルを抜けると北門があり、本殿にすぐに行けます。

 

本殿

 

 梅雨空の様な日にいきましたが、幸い雨も降らず無事見学することができました。残念なのは花菖蒲の満開の時期をのがしたことです。嬉しかったのはこの時期にヤマツツジの花が見られたことです。花菖蒲が満開のころのビデオをYouTubeにUPして有るのでご覧ください。

 

明治神宮御苑のある場所

 

 

 

花菖蒲が満開の頃のビデオ