真冬の旧安田庭園と横網町公園(東京都慰霊堂)

 真冬の旧安田庭園と横網町公園(東京都慰霊堂)の冬景色は、格別綺麗な風景ではありませんが日だまりのベンチに座り池の面の太陽のきらめきや、夏や秋に庭園を飾った百日紅やモミジの枯れ枝を楽しむのも楽しいと思います。季節風は比較的穏やかですがごし易いい庭園で、墨田区管理の庭園で無料です。

 

旧安田庭園の地図

 

冬の旧安田庭園(右に見える丸い建物が刀剣博物館)

 

   

    横網町公園の地図             イチョウ並木

 

 

横網町公園の池

 

旧安田庭園について

 

 旧安田庭園は、隅田川の水を引いて作った潮入り回遊式庭園で小島が浮かぶ心字池の水位は隅田川の水位に合わせて水面が上下する、現在は隅田川と切れ離されていて、地下貯水槽を利用した循環槽浄化装置を設置し、人工的に潮入が再現されている。この池を老木と散策路が囲み雪見灯篭が配置されていて、池には鯉、亀が遊ぶ。冬場は亀や鯉の姿は見られない。

 それでは旧安田庭園の冬景色をお楽しみください。

 

旧安田庭園の冬景色

 

昔隅田川の水を取り入れた水門

 

  

行った時の池の水面は低く飛び石が現れていた

 

    

雪見灯篭

 

    

     灯篭から見た旧安田庭園        白橋と心字池

 

秋にもみじの紅葉で飾られた白い橋

 

駒止石(左隅の石)と駒止稲荷(右奥の社)

 

 

ツバキ

 

    

     ヤツデ                    クサボケ

 

    

     百日紅の実                 池に沈んだモミジの葉

 

横網町公園について

 

 陸軍被覆所跡を東京市が買収して公園の造成中に関東大震災が発生て避難してきた人が猛火に囲まれ38,000人が犠牲になった場所で、その後納骨堂(三重塔)や慰霊堂が出来58,000人の遺骨が納められた(東京震災記念堂)。その後1945年の東京大空襲の犠牲者が合祀されて1951年東京都慰霊堂となった。横網町公園はそのような経過をへて東京慰霊堂を中心にして日本庭園などある公園であり、旧安田庭園の隣にある。

 

横網公園の冬景色

 東京都慰霊堂の横にある日本庭園は小さな庭園であるが、春は梅、桜、夏は百日紅、秋はもみじの紅葉で飾られ綺麗な庭園であるが、冬は枯れ木に囲まれた簡素なたたずまいである。東京慰霊堂や東京都復興記念館の見学をかねて行くと別の趣がある。

 

冬枯れの日本庭園(三重塔は納骨堂)

 

    

 

    

   平和を祈念する碑               中国から贈られた梵鐘

 

    

    東京都慰霊堂                 東京都慰霊堂の内部

 

  

ツワブキ

 

    

     春の七草                   アセビ

 

スイセン

 

大相撲初場所が行われています

 

両国駅から旧安田庭園に行く道に見ることが出来る

 

櫓太鼓と力士ののぼり

 

    

力士の手形

 

 冬に旧安田庭園と横網町公園の日本庭園は、冬枯れで寂しいきもしますが、北側が高いビルで囲まれているせいか、季節風が強くふかず暖かな日だまりが出来ベンチ座にすわって日光浴をしながらゆったりと楽しむのも楽しいと思います。また、各施設を楽しむのも良いと思います。(人出は多くありませんがコロナウイル感染とインフルエンザ感染が流行っているので注意して下さい)。

                                                           旧安田庭園と横網町公園の有る所

 

旧安田庭園と横網町公園のビデオをYouTubeにUPして有るのでご覧ください