んっ…あぁ…知ってる匂いがする…

この匂いは

焼きたてのパンのいい香り



重たい体を起こして 身なりを整える
凄くお腹が空いてる

早朝から ダイニングには2人のお姉さんと
エプロン姿の女性がいた

ダイニングには焼きたてのパン
美味しそう      あれっ        涙?…






















1人の子が下着がないと騒いでいる

もう1人は 呆れた様子で眺めてる様子

私にとっては 下着は高価なもの
ゴミ捨て場から拾ったものしか私は着けられない

こんなにも酷く汚れた下着を着けてる…



お姉さんは 見るからに富裕層の方ですよね?
下着なんて帰れば 沢山あるじゃないですか!









なるほど 乙女の身だしなみとしては大事なのですね
私は正直 気にかけた事もないです…




ドン引きした目で 私を見てる…

下着の事を引きずりながらも
焼きたてのパンを凝視している

つられて 私もヨダレがでそう



そのパン 今日も食べていいのですか?









こんな状況でもパンを振る舞う
その心優しい女性は 私にとって
憧れのお姉さん的な存在となった…








それなら 私も手伝います!




私もパンを持って
女王様とトーマスさんの部屋へ向かう



お姉さん もし失礼じゃなければ お名前を…




私はローラよ パン屋を営んでいるわ
貴方は?




私? 私はーーー…あっ!!



女王様の扉の近くで 
フランクさんとオカマの人が揉めてる




ちょっと! なにケンカしてるのよ! リリアン!




あらぁ おはよ 今日もパンたのしみにしてたわ♡

そのパン よこしなさい!
この中のメタボ女王に私が投げつけてやるわ♡



そう言って リリアン?は中へ入って行った

ローラさんは 微笑ましい笑みを浮かべながら
トーマスさんの部屋へパンを届けに向かった



イテテ…あの馬鹿力オカマめ




フランクさん お怪我はございませんか?




オマエ ここでなにをしている!!




あの…フランクさんにもパンを届けに来ました




ほう それはご苦労




それと…その お金を…




自室に戻らねば金はない!!

この館を出た後にしてくれ
それと  金が欲しければ今晩もだ




はい…



不敵な笑みを浮かべながら
私をそういう目で見てる







!?   ローラさんの叫び声が!!!

扉を引きちぎり 私とフランクさんを押し退けて

リリアンと女王様がローラさんの元へ向かった

私と フランクさんも向かう



ウソだわぁ…



狼と言ってた女は処刑したはずよね…



リリアンさんはローラさんをおぶって
その場を離れる…

女王様も青ざめた顔で叫んだ



ジェイ市長ーーー!!!!
どこでしょうか!!!



そう言って フランクさんもその場を離れた

狼とカミングアウトした 人は
確かに処刑した…

でもこれは… 狼がやったとしか思えないくらいに
無残 こわい こわい 怖いっ…















昨日と同じように また全員が広場へ集まった















ジェイ市長さんが 狐の悪戯が無くなったか
全員に問いかける















しかし 外へは誰も出られなかった















狼はスーザン?さんだけじゃなかったの??

また あの残酷な話し合いをしなきゃならないの

どうなってるの…こわい…こわい















主人を失った館で
3日目も 話し合いが始まった