酒匂川サイクリングコースとは、
神奈川県西部を流れる酒匂川の右岸土手上に作られた
全長11㎞の遊歩道である。
今回は起点の小田原市から、終点のある南足柄市までをレポートしたい。
なお、この記事はその8です。
10㎞地点
現在時刻は7月某日、2日目の5:18
起点から合わせると、歩いて2時間25分。
残り1㎞ということになる。
さあ、ラストスパートだ。
10㎞地点を過ぎると、なにやら草が生い茂っている盛土が出現した。
これ実を言うと廃道である。
目の前の建物は足柄衛生センターという建物だ。
その衛生センターの右側からこちらまでくる為の道が以前は存在した。
この時期は夏だから草が生い茂っているように見えるが、
実を言うと冬場も枯草だらけで、人が通った形跡がない。
つまりは忘れられた存在なのだ。
さて、先に進もう。
足柄衛生センターの裏側を酒匂川サイクリングコースは通っている。
その裏を通り過ぎたあたりになると
河川敷にパークゴルフ場が見えてきた。
また、この酒匂川の対岸は神奈川県立山北高校がある。
モノマネタレントのツートン青木と
その息子さんの青木隆治、
EmiLy (橋本絵美利)の母校だ。
県立高校としては、スポーツに盛んな学校で有力な部活動が多数ある。
さて、先に進もう。
10㎞地点から5分程歩いて
大口河川敷パークゴルフ場のクラブハウスが見えてきた。
ここにはベンチと自販機がある。
ちなみに、現金のみだ。
この自動販売機が酒匂川サイクリングコースの
最後の自販機ということになる。
さて、先に進もう。
先に進むと、今度は野球グランドが見えてきた。
奥のグランドにはパイロンが並べ替えおり
どうやら、地元のソフトボールチームが
この時間から試合するための準備をしている様だ。
さて、先へ進もう。
正直、残すところはあと、数100m程。
この河川敷のグランドの一番端まで行くと
「終点」と薄く書かれた標識が出現した。
当然、ここを超えて裏側の標識を見ると
「起点」と書かれた標識があり、
つまり、この場所が小田原方からの終点となる。
現在時刻は、5:30だ。
十文字橋から歩いて、45分
起点から歩いて、合わせると2時間37分で到着だ。
こちら側の入口は、この大口パークゴルフ場駐車場入口が
酒匂川サイクリングコースの入口ということになる。
しかし、何か腑に落ちない。
それは、今までの1キロ毎の区間より、何かもの足りない気がするのだ。
先ほどの、終点を写した画像だが、
よく見るとまだ先へ続いているように見える。
先に進むと、桜並木の下をくぐる方になる。
少しの坂を登っていくと
何やら、公園のような場所に出たが
ここは大口広場という公園だ。
桜の名所でも知られており、春になると桜が咲く。
さて、アスファルトがまだ続いているので先に進もう。
先に進むと、突然アスファルトの道が終わった。
なぜ、急に終わったのかと言うと
この場所こそが、酒匂川サイクリングコースの真の終点だからだ。
ここまで、起点から丁度11㎞と言うことになる。
この公園には、24時間開いているトイレがある。
ちなみに、この公園の時計は、2台あるが
2台とも故障しているので当てにならない。
この大口広場駐車場が事実上の終点ということになる。
大口広場は、基本的には24時間利用できるが
街頭がないので夜は真っ暗である。
トイレはあるが、自動販売機がないので、
先ほどの大口河川敷パークゴルフ場の所まで戻るか
この先になる、コンビニエンスストアまで行かないと
水分補給ができないので注意だ。
酒匂川サイクリングコースは全長11㎞というのは
あくまでも目安である。
以前、酒匂川サイクリングは全長約9㎞だったが、
近年、小田原市側の2㎞が追加されて、11㎞となった。
さて、ここまで来たら、あとはどうするか。
それは・・・
来た道を戻るか
or
山北駅へ向かうか
この2択しかないだろう…
ちなみ、近くにある新大口橋を渡るとすぐに
「三菱ガス化学前」というバス停があるが、
こちらは、山北町が運行する町内循環バスだ。
ちなみに、こちらのバス停の最終は
山北駅行きが18:55(毎日運転)、
(平日のみ)新松田駅行きは、18:17だ。
さて、ここまで酒匂川サイクリングについて
実際に歩いて、レポートしてきた。
このレポートを見て、実際に訪れてみたいと
思った方は、熱中症対策などを万全にしてから挑んで欲しい。
全長11㎞の間に、コース上にあった施設は
起点側から
と言うことになる。
小田原アリーナから開成水辺スポーツ公園までは
トイレが一切ないので注意して欲しい。
また、土地の事情柄、沿線にコンビニエンスストアなどが
少ないので、記事中にあった店舗を利用てほしい。
酒匂川サイクリングコースは夜間利用禁止であるこを
忘れないで頂きたい。
また、初めて訪れる方は、各施設が確実に営業している
9時~17時の間に訪れることをお勧めする。
今回は、写真を撮り忘れたこともあり
レポート不足なところもあるので
もう一度、リベンジしたいところだ。
今後、順次更新していく予定でもあるので
乞うご期待!
最後まで読んで頂きまして
ありがとうございました。
(終わり)