新年あけましておめでとうございます。
とっても寒い日本列島です。体を冷やさなように。

正月になって、久しぶりに新聞を読んでいたら
気になる記事が読売新聞の1月4日朝刊に書かれていた。

認知症戦略が国家戦略として海外の先進国で進んでいるとのこと。
認知症の損失は世界で約53兆円(2010年WHO)になっていて、今後急増確実である。
このままでは、国力に影響してしまう。
なので、各国はいろいろな対策を進めている。

たとえば・・・

・米国 高齢化率13%
「国家アルツハイマープロジェクト法」2011年~
・豪州 高齢化率13%
「認知症国家構想」2006年~
・オランダ 高齢化率15%
「認知症総合ケアプログラム(第2期)」2004年~
・デンマーク 高齢化率17%
「国家認知症行動計画」2011年~
・英国 高齢化率17%
「国家認知症戦略」2009年~
・フランス 高齢化率17%
「プラン・アルツハイマー2008-2012(第3期)」2001年~
詳しい内容は記載しませんが国家主導で予算を取り対策を始めているのです。

・日本 高齢化率23% 特に戦略なし。
 今月厚生労働省研究班が認知症対策の海外事例についてのシンポジウムを開くそうです。

 日本で認知症患者は、精神科病院に入院させられ、抗精神病薬を使われたりして
症状を悪化させたりしてるのが現状。抗精神病薬を使うと死亡率が1.6~1.7倍高まるそうで、フランスでは非薬物療法を開発したりしている。
 2012年現在、介護が必要な認知症高齢者は305万人、25年には470万人にまで拡大する。
この方々のサポートをする医療関係、介護ヘルパーさん、家族が介護のために多くの時間を割かなければならない。残った人がお金を稼がないと、介護破綻しそうだ。
 国会議員定数を減らすとかいう議論もあるが、今のうちの手を打たなければならない仕事がたくさんあるのだから、減らさないでフルに働いていただきたい。さぼりを監視するシステムを作る方が大切です。民主党のような張りぼて政治(中身なし)、決断できない政治は二度とごめんですね。

高齢化社会になっても、なんの心配もない社会システムを開発すれば、日本は繁栄していけると思いますよ。

では。