今年の日本は水難だらけだ。

津波、豪雨、台風、川の事故など。

先日、東京湾をゆりかもめから見て、ゼロメートル地帯に建物がびっしりあるのが気になった。

下にリンクを張った資料だと、ゼロメートル地帯の面積と人口は、

■東京湾(横浜市~千葉市)
 面積 116km2
 人口 176万人

■伊勢湾(川越町~東海市)
 面積 336km2
 人口 90万人

■大阪湾(芦屋市~大阪市)
 面積 124km2
 人口 138万人

この3大湾合計で
面積 577km2
人口 404万人

静岡県の人口が376.5万人だから、それより多い人がゼロメートル地帯にいる。

もし、東京湾が津波で浸水したら、どうなるのか?
かなりぞっとする。
176万人分にの仮設住宅なんて無理でしょ。

堤防あるけど、堤防は老朽化したのが多いだよな。
40年以上とかもざらにあるし、耐震不足もある。
40年前だと原発の開発時期とかとおなじだから、その当時の役人のやりかただと
不安が残る。

(参考)わが国におけるゼロメートル地帯の高潮対策の現状
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/past_shinngikai/shinngikai/takashio/051013/s4.pdf

東京湾はコンビナートも多いし、もし地震で火災が発生し、ゼロメートル地帯が浸水し、橋が崩落したら、100万人以上の人をどう助けるんだ?

少しずつでも、「ゼロメートル地帯の住居ゼロ政策」を始める時期に来たと思う。
東南海地震と東京直下が来たら、数百万人が水没して住めなくなるはずだ。

9月1日は防災の日、将来を考え住むところから考えたほうが良いと思う。

では。