母親に電話をした。
あら、どうしたの?と母は言う。
少し昔の話なら、声を聞かせることが 目的だったのに、今は僕自身が母親の声を聞くことを目的としている。
なんなら親父の電話にわざとかけて
" おかんに 変わってー! " と言い 二人の声を聞く。
電話越しに話す二人は 10年前と全然変わらなくて 時間の経過を忘れてしまいそうになるけど、それと同時にリアルに現実世界もまた思い出す。
二人を見ていると いつも思うことは 夫婦っていいなってこと。
家族っていいなってことなんです。
お父さんがいなかったら 私はこの町では生きていけないと言う母と、
母ちゃんがいなかったら お店を続けられないという親父。
どちらも、どちらかがいなきゃ無理だってわかっていて それを認めながらも 素直に過ごしている。
旦那(彼氏) の愚痴を外で言うような人と付き合っちゃだめだよー! と言う母は
" おやじは 外で私の愚痴は絶対に言わなくて、むしろすごい褒めるのよ! それがモテるってわかってるんだよ。笑 "
そんなことを教えてくれる 友達みたいな 二人と話すと やっぱり凄く楽しい。
絶賛 婚期を逃してしまっている 僕が 孫の顔を見せるのは まだ想像ついてないんだけど、
幸せの形や、理想の家族なんてものは
とっくにイメージはついているんです。
一番近くに見本があるのです。
紫陽花が咲くの楽しみだなー。