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音楽の素晴らしさを感じた夜
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下北沢RHAPSODYにライブに向かった。
お目当のアーティストは僕が学生時代、路上ライブでカバーしていたアーティスト。
高校2年生の夏、地元のコンテストで歌った歌も高校3年生の学祭でみんなで歌ったのもこのアーティスト。
岩瀬敬吾さんのLIVEを聞きに行った。
作り出す空気と歌声、歌詞もMCも全てが優しく包み込んでくれるような温かい空気が流れていた。
1年の半分を全国ツアーで周る中、全国各地に素晴らしい音楽家がいて、その音楽家と出会えるのはとても楽しいと言っていた敬吾さん。
そしてその仲間たちを東京に呼んでライブすることが僕の目的という言葉に僕は心が締め付けられた。
締め付けられたのは、胸が苦しいのはきっと嬉しくて、共感して、心がまた動き出した音が聞こえたからだ。
僕はいつか必ずこの方と一緒にライブをしたいと思った。
僕は”音楽は人と人とを繋げるもの。” そんな風に思いながら活動を2017年10月から再開しました。
2017年の最初の半年は再開した音楽について行くのがやっとで自分自身が全く追いつけていなかった気がします。
ライブも言葉の選び方も、人との関わり方もうまく出来なくて、記憶が飛んでしまうくらい追われていた時期もたくさんありました。
昨年12月にはそれが少し追いついた気がしたんです。
再開から1年、自主企画イベント【熊フェス】【熊フェス2】【serendipity】【熊フェス-summer-】、
そして12月に開催した【君に会いたい】5回目でやっと自分自身が追いついた気がしました。
音楽は生活には必要ないかもしれないけれど、暮らしの中には必要だと思っていて
嬉しい感情も、悲しい感情も寂しい感情も、悔しい感情も奮い立った瞬間も歩き出した瞬間も
涙が止まらない夜も、涙も流れない日々も、幸せな時もいつも流れているのが音楽なんじゃないかなと思っています。
人それぞれの心の中にはプレイリストがあって、色んな感情で流す音楽があると思っています。
そんな音楽を作りたいし、そんな音楽を奏でる仲間をもっと知ってもらいたい。
素晴らしい音楽があるならどんどん伝えてゆきたい。
アーティストだからきれいごとを言い続けても、いつか届くと僕は信じている。
いつもありがとう。
誰もいない路上でライブをしていた いつかの僕に声をかけるとしたらこの言葉を贈るでしょう。
"そのまま真っ直ぐだよ"