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まめもやしのブログ

アメリカのキャンザス州の大学で働く日本人研究者のブログ。
日々の暮らしの中で感じたこと、気がついたことなどを書いています。

うちの研究室に、Mくんというとてもピュアな青年がいます。てか、いました。
かれは、去年の4月に卒研生としてうちの研究室に配属されました。
そして、しばらくして、ある研究テーマにつくことになりました。

彼は勉学に関しては非常に優秀なうえ、とても細かいところまで気になる性格でした。
実験をやっていて気になるところは、その都度先輩に質問していました。
しかし、その先輩は、Mくんの熱心さについていけなかったのか、
ただ単に生理的に受け付けられなかったのかは知りませんが、
途中からMくんを鬱陶しがり、毛嫌いするようになりました。
Mくんが質問しにいっても、
「さーどうなんだろうねー」
とか、実験がうまくいかなくて相談しに行っても、
「何が悪いんだろーねー」
とか、まったく相手にしなくなりました。

そして、研究報告のたびに、
「研究の背景を全く理解していない!!」
と、ボスに罵倒される日々が続きました。
しかしMくんは、先輩がちゃんと指導してくれないなど、
一切口にはしませんでした。

Mくんも次第にその辺のことに気づきはじめ、
その先輩には質問にいかなくなってしまいました。

その代わりにボクの所へ来るようになりました。

でもボクは、彼のテーマは専門ではないし、詳しいことは分からないので、
「技術的なことは教えられるけど、方向性についてはアドバイスできへんで」
と、いいました。
するとMくんは、
「これを明らかにしたいので、こんな実験をしたいです。」
というふうに、計画を立てて聞きに来るようになりました。
ぼくは、そのやりたい実験を教えました。
そしたら、
「今度はこれをやりたいので教えてください。」
と、実験の原理を勉強し、すでに材料も準備し、ボクの所へ再びやってきました。

そんなかんじて繰り返すうち、なんとか卒業研究としてのまとまるのあるかたちにすることができました。

ボクは彼のことを、
「みなしごくん。」
と呼んでいましたが、なんとか独り立ちすることができ、
この春からはT大学で大好きな犬の行動学について研究するそうです。

先日の追いコンのとき、突然Mくんに、
「もし僕が女だったら、ぜったいまめもやしさんに惚れてました。」
と言われたときは、さすがにどきっとしましたが、
それも彼のピュアなハートが故の発言なのでしょう。
「ほんとうに助けていただいてありがとうございました。」
と彼は大変感謝してくれました。
冗談で、「そんな口で言われても分かれヘンから、なんか目に見えるかたちで感謝の気持ちを表現してくれや」
と言うと、彼は後日、ワイン2本を携えてボクの所にやってきました。

とてもピュアなMくんです。
今年一年は辛い年だったけど、この経験をバネに、新しい境地できっと頑張ってくれることと思います。

がんばれMくん!!

 
今日は企業の人とのプロジェクト打ち合わせをしました。
この日のミーティングまでにデータを間に合わせるために、
先週から今週にかけて実験しまくってしんどかった・・・

てか、いろいろ手を広げるのはいいんですけど、
現場で働くわれわれのことを考えてください、オジーチャン。

ミーティング終了後、新四年生の実験の指導をしつつ 、
今日締め切りの報告書を仕上げ、
昨日のH大学の先生とコラボの詳細についてメールでやりとりしつつ、
その合間に自分の実験。

はぁぁぁぁ、正直しんどい。

しかし、今年の新四年生は実験うまいからそれは助かった。


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今日は、H大学(我が故郷、モミジマンジュウー!!)から助教の先生と大学院生がやってきて、
共同研究の打ち合わせをしました。

本当は当初、向こうのボスとうちのハゲ・・・いや、ボスがメールや電話でやりとりしていたらしんですが、年寄り同士・・・いや、ご年配同士のやりとりでは、実際の現場をあまり見ていないので、
お互い話がかみ合わないというかなんというか、通じ合わない・・・まぁ、そんなわけで、
わざわざ若い先生が送られてきたというわけでした。

小一時間で話は固まり、その後キリンビール工場で食事をすることにしました。
この俺に車を運転させておいて、ビール工場のできたてビールを目の前にビールを飲ませないなんて・・・拷問としか言いようがありません。

全身に酵母をまとって帰っただけでした。

おかげで、予定していた培養細胞の継代ができませんでした・・・Orz



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ちょっと気分を変えて、これからはblogにしようと思います。


あるマイナージャーナルから、レビューの執筆依頼のメールが届きました。
正直、嬉しくて、ちょっとチビリました。
しかし、聞いたことないジャーナルだったので、そのジャーナルのHPをみたところ、
ほんの2年前に刊行されたジャーナルのようでした。

MubMedで検索して、テキトーな所にメールを送ってるんじゃないかと思ったのですが、メルの文末には、
「This is not a spam message, and has been sent to you because of your eminence in the field」
と、ご丁寧に書いてあるので、ちょっと探り程度に返信してみました。
するとすぐ返事が返ってきて、メールの内容からどうやら本気の依頼のようです。

うーむ。俺みたいなんがレビューを書いてもよいもんなんだろうか。
レビュー書くには100個ぐらい論文読みあさらないといけないし、
そこまでの労力をかけてやるべきものなのだろうか・・・
それでなくても、今いっぱい雑務背負い込んでるし。

でも、レビュー書くのって、かっこええよなぁ、書きたいなぁ。どうしよう・・・・


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