以前、旅行先でキャリーケースを持った途端、首に激痛が走り、動けなくなったことがありました。

息をするたびに激痛。
何が起きたのかわからなかったのですが、旅行先から夜行バスに乗って帰る時間…病院も受診時間外で、そのままバスに乗るしかありませんでした。

座席に座っても苦痛、横になっても苦痛…という一睡もできないまま、翌朝に到着。
すぐ整形外科を受診すると「頸椎ヘルニア」とのことで、少し大きな病院へ移動しました。

そこでは、若い先生が「すぐに手術が必要なほど重症」と判断、手術のための検査入院に。

その先生は、回診のたびに「重症」と強調されるのですが、少し年配の先生が回診されると「痛み止めが効いているのなら、少し様子を見てもいいよ」と。

でも、次に若い先生が回診されると、「手術の日はいつにしますか?」と、手術を急かすような雰囲気を感じました。

「症状がひどい」、「大変な手術」、「早い方がいい」と促されるまま手術日を決定し、一旦は退院したのですが、腑に落ちない何かがありました。

そこで、申し訳ないかなと思いながら、その病院の「相談室」へ行き、セカンドオピニオンの話をしたところ、患者の当然の権利だから気にしなくて大丈夫と言われ、私は別の病院へ書類を持って受診しました。

そこでの診断は「確かに症状はひどいけれど、痛み止めが効くのならリハビリをしてから判断しましょう」ということでした。

それから、3ヶ月間、毎日リハビリを続けたところ、すっかり良くなりました。

病院を批判するわけではないのですが、一人の医師だけの見解ではなく、セカンドオピニオンって必要なんだなと思いました。

私の場合、リハビリがかなり有効でした。
今もリハビリの内容を思い出して、時々筋力を鍛えたりしています。

頸椎ヘルニアの方へ少しでも参考になれば…もしかして腰痛ヘルニアも同じような感じでしょうか。


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