ChatGPTのAPIを活用することで、ChatGPTを他のアプリケーションと連携でき、ブラウザ版のChatGPTを単独で使うよりも幅広い活用が可能になります。たとえば「音声認識サービスと連携し、会話の音声データを文字起こししてChatGPTで要約する」「Google検索の結果を取得して、ChatGPTでニュース記事を作成する」といった処理ができます。本書では、Pythonの具体的なコードを示しながら、ChatGPT APIを活用したサービスを実装する方法を解説します。ChatGPTの回答を細かく制御できる「パラメータ」の利用方法についても紹介するため、ChatGPTをカスタマイズして使うことが可能になります。

 

 

本書『ChatGPT API×Pythonで始める対話型AI実装入門』は、OpenAIが開発した大規模言語モデル「ChatGPT」のAPIを用いて、対話型AIを実装する方法を解説した書籍です。

著者の古川渉一氏は、株式会社デジタルレシピの代表取締役社長で、ChatGPTの活用に関する講演やセミナーを多数開催しています。

本書は、Pythonの基礎知識をある程度身につけた人であれば、誰でもChatGPT APIを用いて対話型AIを実装できるようになることを目標としています。