朝から、羽生くんの新聞が~、Xが~、と騒がしいSNS界隈だった。
そうか、今日でプロに転向して丸2年になるのか。
アマチュア時代の彼のファンは、試合のたびにジェットコースターに乗せられたようにハラハラドキドキしたものだが、プロ転してからの2年間、特に昨年はフリーフォールみたいに真上まで上がって垂直に落ちたような激しさだった。
そして今はまたゆっくり上がっている感じだが、今後はジェットコースターか、それともフリーフォールになるのか?
(そういえば富士急のド・ドンパは今年の3月で終了したらしい(^^;)
羽生くんは「スケートと向き合うことが、自分にとっての幸せの大きな部分を占めていると思う」と語っている一方で、「僕にはスケートしかない」だけじゃなく「自分自身の中に、常に生きる芯をより明確に作っていきたい」とのこと。
さて、彼にとって「生きる芯」とはどのようなものなのだろうか?
羽生くんの場合は、なにかを外に求めるのではなく自分の内側に入っていくタイプなので、しんどい作業のような気がする。
生きるとは?と考え出すともはや哲学になりそうだし、祈りならスピに向かいそうな気がするし。
彼の中にどれぐらい引き出しがあるのかは分からないが、体力が続く限り挑戦していくのであろう。
今やもう、自分の事も羽生くんのことも客観視しているような気がする。
それはきっと、私がビビりだからだ。
ジェットコースターもフリーフォールも苦手だし、気分が悪くなって酔いやすい。
少し離れて「おお~すごいなぁ~」と言っているぐらいが自分に合っているのだ。
羽生くんを通して「自分を見つめ直す機会」になったことは確かな2年間だった。
さあ、明日は祭りの準備なので早めに休もうっと。