昨日の続き。

経済アナリストで現在闘病中の森永氏の本「書いてはいけない」について。

 

【昨年の8月4日、国連人権理事会が批判した「日本のメディア・企業は数十年にわたり、不祥事のもみ消しに加担した」という実態の改善が遅々として進んでいない】と彼は書いている。

 

【日本における3大タブー、「ジャ〇ーズ、財務省、日航123便の闇」の共通点。

 

1.絶対的権力者が人権や人命や財産に関して深刻な侵害を行う。

2.その事実をメディアが報道せず被害が拡大、長期化していく。

3.そうした事態について警察も検察も見て見ぬふりをする

4.残酷な事態が社会に構造的に組み込まれていく。】

 

この共通点で気づいたが、羽生くんもシニアに上がった頃から、このタブーに似たような状況に居た気がする。

そしてその逆に、嘘八百の報道をメディアが広めて人権侵害を行っていたような…。

 

【ジャ〇ーズには、推しを育てるビジネスが確立されていて、Jのタレントが女性たちを熱狂させるのは、子ども時代からお気に入りを見つけて推す(育てる)ということだ。】

【最初は素人の子どもであっても、エンターティナーとして成長させるために場数を踏ませることで上手くなってゆく。

才能の問題ではない、経験を積めば積むほどうまくなる。】

 

最近引退した某スケーターのお二人が、やたらとTVやメディアに出演するのは↑のような育成方法を踏襲しているのかも知れない。

 

そういえば先日、羽生くんもエブリの生出演があったが、久々の出演(エブリは半年前?)だった為か結構緊張していた感じだった。(一昨年はTV生出演が多かったので、場慣れしていたのかも知れない)

 

【Jファンは忠誠心の高いので、信者の様に彼らに関する物品をたくさん購入し、イベントにも参加する】

これを読んで、羽生くんのファンとJファンはかなり近いなぁ~と感じた。

 

羽生くんとJのタレントとの決定的な違いは、大きな後ろ盾(権力者)がいないことだ。

間に入るクッション的な事務所もないので、仕事は本人がダイレクトに受けることになる。

「やる、やらない」は本人が決めることになるので、断った時には先方から恨まれることもありえる。

 

ここに来て羽生くんのマスメディアでの露出が激減したのは、そんな事情もあるのかも知れない。

まあ気のせいだったらいいのだけど。

 

保身、忖度、見て見ぬふりが通常なのが、日本の芸能界なのである。

「ホントの事は言えない 誰も口に出せない」 あれ、これは中島みゆきの唄だった…(;´Д`)