昨日から頭の中で、兄貴の「ミーティア」のイントロがグルグルと回っている。

西川さんの曲って癖になってしまう(*´Д`)

 

さて、ファンタジーのCS放送の後に「氷上のプレイリスト」、町田バージョンが録画されていた。

羽生くんとソチで共に戦い、2014年に引退した町田くん。

今は国学院大の準教授らしい。

 

私は2013年のPIWで、町田くんの軸の細い高速回転のこまのようなジャンプに感動し、彼のルッツが好きだったのだが、引退後は徐々に関大やスケ連のしもべというか広報担当のようなポジションになってしまい、残念な気持ちだった。

 

今回のプレイリストは、彼の選んだ「振付師のマスターピース」を紹介していた。

 

国内外のフィギュアの振付師を取り上げていたが、紹介する振付師とスケーターの演技はややマイナーで、傑作ならもう少し違うプログラムがあるような気がした。

シェイリーンの紹介は小塚氏の演技だったり、バトルはパトリック、ウィルソンはハビ、ローリーは浅田さんだけれど「チェロスイート」を選ぶのか・・・

 

後半は阿部奈々美さん振付の羽生くんのロミジュリから始まり、高橋さん、宇野くん、ジェイソン、アダムと続き、なんとなくスケ連広報活動って感じが否めなかった。

 

織田くんや町田くんは、羽生くんと同様にフィギュアスケートを心から愛し、人生を捧げているのだと思うが、この日本のフィギュア界で生き残るためには、背後の組織や企業の意に沿った発言や行動をしなくてはならなくなった。

それが結果として、本当にフィギュアスケートの為になるのかどうかは疑問である。

 

その板挟みの最たるものが羽生くんの立場だが、彼はよく埼玉ワールドまで孤軍奮闘で頑張ったと思う。

弱りに弱った2019年に彼の次のステージが始まってしまった訳だが、彼を弱らせ追い込んでいく一方で、彼で得た莫大な経済を懐に入れていったのが、背後の組織や企業だということ。

 

ホントにもうね、ガンダムSEEDの世界ですよ。

昔は好きだった織田くんや町田くんは今や幻の様な感じ。

そして羽生くんも不可解な闇に飲まれながらも、スケートに命をかけている。

 

事実は小説より奇なり…なのである。