気が付けば、5月はもうすぐそこ。
昨年の5月は次男の結婚式があって、緊張と喜びで怒涛のような日々だった。
次男は入籍と同居が一緒で、その10か月後に結婚式を挙げた。
昨年の今頃の羽生くんは、光一くんの「スイッチ・インタビュー」を受けていた頃かな?
最近のGUCCIのスカじゃなくてボンバージャケットの写真は、絵本のちいさいさんと同じ雰囲気なので、去年の今頃に撮影されたものだろう。
コーセーの写真集も、去年の秋に出ていたものなので同じ頃かな。
思えば、この頃の羽生くんのビジュアルは、相当磨きが掛かっていて垢抜けた印象だった。
多分それを指南してくれる人が、近くにいたのだろう。
羽生くんのプライベートは幸せの絶頂だったかも知れないが、その時既に自分でもわかっていたはず。
「もう、みたくない。って言われるかも」…って言ってたような(;´д`)
羽生くんはその後の11月以降、顔がやつれてしまい、3月のノッテのダニーボーイの演技の後の汗だくの表情は、2019年の富山のオリジンの演技後を想い起こさせた。
次男も転勤で昨年11月から別居になり、今は奥さんと一緒に住めるように転職を考えている最中だ。
たった1年なのに、これだけ状況が変わるとは思いもしなかった。
まあ次男の場合は「結婚したらお相手さんにのし付けてあげる」ぐらいの気持ちの私だが、それぞれ親の想いは違うだろうし、お相手によって気持ちはかわるかも知れない。
それでも子どもの幸せを願わない親なんて殆どいないわけで、幸せの価値観が違うだけなのだ。
脳科学者の中野さんが動画で「政界にいるお偉い議員さんは、政界が自分にとっての世間一般だから、一般庶民の考えが分からないのは当たり前」と話しているのが印象的だった。
たとえば羽生くんの親御さんは世間一般の普通の生活を長く送ってきたけれど、羽生くんはスケート一筋の狭い世界で一般人との繋がりが極めて少なく、フィギュア界の大人と芸能音楽関係者しか身近に接する人がいなければ、親御さんの価値観との相違ができても当たり前なのかも知れない。
長く応援していたファンの中には、勝山のリンクへの電車代を心配していた子どもの羽生くんのまま、記憶が上書きされずにいた人も多かったはず。
私もそのひとりだったので、ショックが大きかったのだと思う。
自分の子どもは18歳で手放した瞬間に大人として認識したのに、彼を常に見つめ追い過ぎたばかりに、大人としての扱いをしていなかったのかも知れない。
RE_PRAYの埼玉で客席から「カワイイ」と言われ、「カワイクないって」とつぶやいた彼を、ふと想い出してしまった(;´д`)