3日から5日にかけて仙台に行ってきた。

 

3日の日曜日は昼過ぎに仙台駅に到着し、仙台住みの次男が新幹線の改札まで迎えに来てくれた。

仙台駅近のホテルに荷物を預けてから、るーぷる仙台のバス一日乗車券を購入。

 

次男と二人で観光するのは彼が大学生になった頃以来の10年ぶりぐらいだろうか。

まずは瑞鳳殿に向かい、急な坂と階段を登ると、華やかな立派な建物が見えた。

涅槃門、瑞鳳殿、感仙殿、資料館を回った。

 

私がトイレに行っている間に、次男はさりげなく観覧券を買ってくれていた。

家に居た頃は気が利かない息子だったが、今は仕事やお付き合い、結婚したこともあって、さりげなく荷物を持ってくれたり、チケットを買ってくれるような気配り男子になっていた。

家を出た10年間、私の知らないところで精神面で成長していたのが嬉しかった。

 

続いて仙台資料館が休館中なので、仙臺緑彩館でコーヒータイムを取り、羽生くんとみやくんが抱き合ってた「おかえり仙台」の羽生くん等身大ボードの前で写真を撮った。

次男は羽生くんと同じポーズをしていた。

羽生くんと同い年で身長と体重も近いのに、決定的な何かが違う^^;

 

緑彩館を出て1キロほど山坂を登って、仙台城跡に向かった。

馬に乗った伊達政宗の銅像がある見晴らしのいい場所を一周し、るーぷるのバスに乗り込んで勾当台公園で降りた。

次男の仕事場の建物を教えてもらい、そこから地下鉄で次男の住むマンションに向かった。

奥さんとは離れて住んでいて、お互いに週末に行き来をしている。

一人暮らしは慣れているためか、部屋はとても綺麗に整頓されていた。

香りのいいお茶を入れてくれて、なんだかすごく楽しい。

 

次男の高校時代、私は何度腹が立ったことだろう。

上のふたりと違って、次男はハッキリした反抗期があった。

平和主義の我が家において、私と次男は幾度となく言い合いになったので、次男はさっさと家を出て行ったのかも知れない。

 

日が暮れたので夕食を食べに仙台駅前に戻り、牛タン定食を食べた。

夕食も次男のおごり。

散財させたかな、と思ったけれど、まあこれも出世払いという事でありがたく受け取った。

ホテルまで送ってもらって解散。

 

なんだか夫と旅行するよりも次男は気を遣わなくて話もしやすくなっていて、こんな日がくるんだな、と思ったら、ちょっと感動してしまった。

 

夜はNHKでロシアのフィギュアスケーター、ワリエワをやっていたので観た。

彼女を初めて観たのはプルさんのアートオンアイスだったか、12歳ぐらいの頃のワリエワだった。

ザギトワやロシアの3人娘が出てきたときよりも、さらにワリエワは早くからその才能が光っていた。

その彼女が、これほど深い穴に落とされるとは思いも寄らなかった。

有り余る才能に嫉妬する人々がいたのだろうか?彼女が単独でドーピングをしたとは思えない。

 

久しぶりにエテリコーチを画面で観たが、スケートへの情熱は変わっておらず、日本では以前から冷酷な鬼コーチとして認識されるような扱いをしているのが気になった。

今でもファイテンの青玉をつけているエテリ。

羽生くんもこの番組を見たのではないかな?

同じ仙台の地で、私もこの番組を見るとは思わなかった。

 

そして仙台1日目の夜は更けた。