今夜、NHKのうたコンを見ていたら清塚さんが出演していた。

 

清ちゃんの衣装が、Eテレの「クラシックTV」に出ていた羽生くんと似たような、あずき色のタートルネックのシャツに黒系のジャケット。

 やだぁ~清ちゃんおソロですか~♪と思っていたら、街で聞いた人のラブソングの中にback numbeの「ハッピーエンド」が入っていて「羽生くん、この番組を見てたら泣いてるんじゃないかな…」とセンチな気分になった。

しかしNHK、意図的にやってる?

 

さて先日、楽天のふるさと納税で輪島市に寄付をしたのだが、なんと丁寧にお礼状と領収書が送られてきた。

ささやかだったのに丁寧な対応、また機会があれば寄付したいと思う。

少しづつでも被災地が復興していくように願うばかりだ。

 

話変わって、日本の技術は素晴らしいものがある。

しかし、日本のメディアはその素晴らしさをあまり取り上げない。

NHKは海外の話題や大リーグの大谷くんは毎日取り上げるけれど、日本の素晴らしい技術はサラっと流しておしまいだ。

 

昨年の9月に打ち上げられた月探査機のSLIM(スリム)は、今年の1月20日に無事月に着陸した。

三菱電機がJAXAから受注して開発されたもので、着陸地点の目標との誤差は55mぐらいと素晴らしい正確さでである。

薄膜太陽電池はシャープ、走行や撮影などの動作制御はソニーグループの市販の機器、小型探査ロボットは玩具メーカーのタカラトミーで、変形ロボットなどのおもちゃ開発で培った技術が使われたそうだ。

いやはや、タカラトミーってオモチャだけだと思っていたら、月探査のロボットを作っていたとは。

 

昨年11月にイーロン・マスクが打ち上げたスペースXは、途中で爆発したけど成功!と大いに喜んで盛り上がり話題になっていた。

まあイーロン・マスクの資産は世界一なので、どれだけ失敗しようがたいしたことないのかも知れない。

 

それを思うと、少ない予算でこれだけの技術力で正確に月に探査機を送ることができた日本の科学技術者は、素晴らしいとしか言いようがない。

 

そしてタイキさんというパソコン関係のYouTuberさんが、面白い話をしてくれていた。

実は日本の会社の味の素が、パソコンの半導体の絶縁体のシェア100%だそうで、味の素の子会社の味の素ファインテクノがABFというフイルムを開発したのだそう。

味の素、パソコンの半導体の絶縁体でシェア100%って凄くないか?

 

今後は熊本に台湾の半導体会社であるTSMCが、北海道に日本のラピダス、それから仙台にもSBIと台湾の共同企業の半導体の会社が出来る。

この産業は水をたくさん使い、汚染水の問題などもあるらしいが、この頃は日本の株が爆上がりしているのも、これらの半導体企業に投資されているのかも知れない。

 

そういえば、熊本のTSMCは食堂の調理バイトで時給3000円とか言われていて、専門職より高給だぞ!とザワザワしているようだ。

日本のバイトの時給は1000円ぐらいだとしたら3倍か。

円安でお給料が上がらない、物価は上がっているが諸外国に比べればまだましかな。

 

外資や海外企業が日本にやってきて、日本人が労働力として使われる時代になってきている。

かつての東南アジアと今の日本は、立場が逆転している感じだ。

 

高い技術力があっても財力が無いと厳しいのである。