♪おふくろさん・・・・と言えば森進一さん。もう良いってば(笑
そこで、今回は「お母さんのからの贈り物」の続きです。
ヒトに限らず胎生生物は全て母体から生まれます。
で、母体から引き継ぐものが3つあるんですね。
1つ目は細胞にあるエネルギー工場の「ミトコンドリア」でした。
2つと3つ目は一気にいきましょう。
「腸内細菌」と「免疫グロブリン」です。
どちらも、免疫活動には欠かせないものですね。
「腸内細菌」は、最近(しゃれではない)、非常に注目されている「腸内フローラ」って奴ですね。
どんな種類の細菌がどんな勢力で分布しているかで、腸内環境が変わり、それによって身体全身の消化・吸収と免疫に影響するという。
で、どこで受け取るかっていうと、「産道」なんですね。
胎内は限りなく無菌ですから、破水した後に始めて外界の細菌叢に晒されるというわけです。
正確に母親の腸内細菌がありませんが、母体の健全さというのは、充分反映されるという事です。
お母さんが出産の際にどれだけ元気か。という事が、お子さんの免疫に影響する可能性は充分にある。という事です。
尚、帝王切開については、出産された手術室の環境や携わったスタッフに影響を受けるとかどうとか。
「免疫グロブリン」については、母乳からです。
特に始めての母乳である「初乳」については特に多含まれているとされています。
いわゆる免疫抗体奴で、「IgA」と呼ばれるタイプなんですが、通常は粘膜上に多く含まれるので、単純に粘膜上の感染防御には欠かせない存在です。
生まれて最初に飲む「初乳」で、粘膜上の免疫が強化される。という事ですね。
これの有効期限は約半年。その間に新生児は自分で抗体を作れるように特訓します。
生後半年過ぎるとだんだん熱を出したりするのはこのせいです。
ついでに。
牛乳は牛の母乳ですが、牛の初乳は食品衛生法で出荷を制限されて居ますので、通常は流通しないので酪農家限定で「牛乳豆腐」として食べられているとか。
お母さんの健康状態が、お子さんに大きく影響するっていう話でした。
あ、そうそう。
前述の家族なんですが、お母さんがバックパッカーだったとか。
生物学の話だけでなく、精神的にも強く頼りがいがあるに違いないと思います♪
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
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