整体の話では無く、医学一般論です。

 

「正常圧水頭症」という病気があります。

 

そもそも、脳と脊髄は液体の詰まった袋の中でぷかぷか浮いていて、外からの衝撃に耐えたり、水分調節をするのに役立っています。この液体は脳脊髄液(髄液)や脳漿と呼ばれます。

で、事故などで髄液が足りなくなるのは「脳脊髄液減少症」。頭痛、吐き気やめまいがひどくなり、日常生活に支障をきたします。
 

水頭症は脳脊髄液が多くなってしまい、脳が圧迫されてしまう病気です。
症状は「認知症」「歩行困難」「失禁」が代表的です。

 

要するに私の義母がこの病気で入院していました。
 

71歳女性、腰椎圧迫骨折で寝たきりになり、認知症に陥った。
せめて進行を防ぐためにも「物忘れ外来」で薬でも処方してもらおうということで受診。
MRIを始めとする各種検査で「正常圧水頭症」と診断され、一次的に少量の脳脊髄液を抜いて、効果があるかを試す試験入院を経て、ドレンチューブを体内に留置する為に手術を受ける。

持続的に余った脳脊髄液を自動で抜くわけですが、この効果が凄い。
・前のめりで危なっかしく膝を使わずヨチヨチ歩いていたのが、かなりしっかり歩けるようになる。
・低下していた理解力も回復し、会話での反応が早い。
・状況の判断と予測がしっかりできるようになる。
 

そんなふうに認知症症状から、かなり改善する。
もともと、ノンビリした人ですから、まあそこはそれでw

さすがに家事をバリバリこなす程は回復しませんでしたが、随分と変化は出ています。
 

本人曰く「脳みそ取り替えた」とのこと。
 

あまり多い病気ではないですし、必ずしもではないですが、70代前半での認知症の症状が出た場合、的確に検査の実施をお勧めしたい。
治るまではいかなくても、随分改善するかもしれませんよ?。

 

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