「もやしもん」全13巻

 

 

石川雅之 著

講談社イブニングKC

ISBN4-06-352106-0

 

日曜なんでマンガです。

微生物・生物化学系に関係する人の間では、非常に有名なマンガです。

肉眼でウイルスや細菌を特有なキャラクターで認識できる主人公が、農業大学で巻き起こる様々な出来事に関わっていったり、事件を巻き起こしたりという大学学園ドラマです。

アニメで2シリーズ、実写ドラマで1シリーズ、ゲームにもなってしまっていたりします。

というのも、微生物キャラクターがカワイイという理由が大きいと思います。

とはいえ、原作の方は単なるドタバタ劇ではなく、キチンと発酵とか腐敗とか、病原体としての微生物とか、10年程前の作品にも関わらず、最近話題の「腸内フローラ」なんて話題も出てくるれっきとした「微生物物語」です。

最初に読んだ時は論文を漫画で書いているんじゃないかと思ったくらい。

一般的には「発酵」、専門的には「応用微生物学」を学んだ事があり、仕事で病原微生物に関わった事がある私にとっては非常になじみ深い作品。

主要キャラクターで酒蔵の息子で(女装)が、物語の終盤に大学で日本酒を醸造しますが、出来上がった日本酒を自信満々に試飲する際に拍子抜けしたシーンが印象的。

生き物相手には、一筋縄ではいかないのです。

勉強にもなり、楽しく読む事もできる作品です。

 

「横浜市菊名駅前の慢性腰痛専門整体院 一宇~ITIU~」

http://www.横浜腰痛整体.com

http://www.xn--tqq525cmkdrydzqojpr.com/