前回は仙腸関節でした。

今回は椎間関節です。

 

背骨のパーツである脊椎の椎体の部分は椎間板で繋がっています。椎弓の部分も実は上下で繋がっています。その繋がりが椎間関節です。

背骨の出っ張り部分は「棘突起」と言いますが、その両サイドに痛みが出ます。

椎間関節は脊椎同士の繋がりですから、背骨を動かす動作で痛みが出ます。

前屈でも後屈で痛みますが、動かさないと痛くありませんし、椅子の背もたれに背中を預けると痛くありません。

痛みは鋭い傾向があります。お尻の上の方や太ももに痛みが出ることもあります。

 

現象としていくつか。

まず身体が固く、関節の動きが悪い場合。

次に「多裂筋」という筋肉があり、椎間関節を包む関節包に大きく関わります。

多裂筋の機能が悪いと痛みが出る場合があります。

肥満並びに反り腰の方の場合も椎間関節に負担がかかる場合があります。

ですから、「関節が悪い」「筋肉が悪い」「姿勢が悪い」の複合の要素があります。

 

トドメとばかりに椎間関節の不安定性が原因で、脊椎を固定している靭帯に無理がかかって太く、固くなり厚くなってしまい、脊柱管狭窄症の原因になりかねません。

 

筋を緩め、正しく機能するように調節し、負担の無い姿勢に矯正し、正しい体の使い方を指導するのは、それこそ接骨院や整体の得意とするところです。

整形外科の理学療法でもモチロン良いのですが、保険算定上で制限があります。

接骨院でもいわゆるケガではありませんので保険請求対象ではありません。

自費になりますが、整体を頼ってみませんか?

きっとお役に立てると思います。

ただし、骨折・炎症・腫瘍など骨に危険な異常がない事をご確認の頂けた後ですと二度手間が省けて便利です。

整形外科での確認の上、ご利用頂けますようお願い致します。

 

「横浜市菊名駅前の慢性腰痛専門整体院 一宇~ITIU~」

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