関節シリーズです。

背骨も一つ一つの椎体の間で関節がいくつもありますし、骨盤も本当はいくつかの骨が繋がっていますので、関節があります。

 

骨盤の背中側中央の「仙骨」、両サイドの大きい「腸骨」、前の下側両サイドの「恥骨」、後ろ下側両サイドの「座骨」の4種類。仙骨も子供のころはいくつかの骨が組み合わさって今が、大人になるとほぼ1枚になります。ということで計7枚のパーツからできています。

 

ここで取り上げるのは仙骨と腸骨の間の「仙腸関節」です。

かなり強固な靭帯で繋がっていたり、骨同士の結合なので「動かない関節」とされていましたが、最近は「動く」という説が有力になっています、

 

解剖学での献体解剖では、ホルマリン漬けになっている献体さんを解剖した時は「動かない」ということですが、私の知り合いの先生が海外での解剖実習に参加した時に、ホルマリン漬けではないフレッシュな献体さんを解剖させて頂いたところ、「動く」ことを確認したそうです。

また、「動かないと出産の時のつじつまが合わない」ということです。

 

そのへんの議論はともかく。

生体では数ミリレベルで動くという説を前提に話をすすめます。

 

動くべき関節が動かないのはイキモノとして異常なんです。

肘、あるいは膝の関節が動かない事を想像してみて下さい。

痛そうでしょう?

パキッてやりたくなりませんか?(笑

 

症状としては仙腸関節が痛いだけではなく、股関節やお尻、足にまで痛みが及びます。

仙腸関節を動かそうとしても痛みが出ます。

レントゲンやMRIでは分からない場合が多いです。

炎症があればMRIで見つかる場合があるかもしれません。

 

腰痛になりました。整形外科でレントゲンを撮りました。やあ、骨には異常は無いですね。

痛み止めとシップを渡されて帰宅します。

 

それで納得するんですか?

仕方ないと諦めてしまうんですか?

 

整形外科批判をしているわけではありません。

キチンと診断して下さるドクターもいらっしゃいます。

別に接骨院や整体が優れていると言っているわけでもありません。

 

諦めないで探して下さい。

きっと楽になる方法があるハズです。

私たちもそのお手伝いができるかもしれません。

 

「横浜市菊名駅前の慢性腰痛専門整体院 一宇~ITIU~」

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