腰椎は背骨を構成する骨です。

当たり前ですが、骨折します。骨なんで。
圧迫骨折は潰れますが、腰椎分離症は割れると考えて頂いて間違っていません。
背骨のパーツの椎骨は、ブロック状に考えられがちですが、一部アーチ状になっています。
「椎弓」と呼ばれる部分です。
そのアーチ状の弱い部分が骨折します。
ブロック部分の「椎体」と、アーチ部分の「椎弓」でできているはずの椎骨が分離してしまいます。
だから「分離症」なわけですね。
 
分離症が起こるのは、ほとんどが腰の部分の腰椎ですが、他の部分でも発生します。
原因として、強い外力はもちろんのこと、繰り返しかかる外力でも発生します。
ジャンプする、ひねる、反らすなどの動作です。
そんな動きを繰り返し何度も行うケースは一つだけでしょう。
ズバリ、スポーツです。
分離症が発生するのは10代の頃で、発覚するのは何十年後です。
通常の人でも分離症は見られますが5%程度ということですが、スポーツ選手の場合30~40%見られるとのことです。
ですから、子供の頃から激しいスポーツを長年続けるのはお勧めできません。
同じ種目であればなおさらです。同じような動きしかしないからです。
身体を育てる過程で、身体を壊すのは本末転倒。
 
プロスポーツ選手に憧れるのは簡単です。
ですが、なるのも続けるのも非常に難しいのが現実です。
アナタが親御さんであれば、子供の身体にリスクが発生する事を理解し、それをケアする方法を身につけるか、ケアしてもらう治療院やセラピストをパートナーとして見つけて下さい。
アナタがプロスポーツ選手を目指しているなら、自分が将来腰痛で苦しむ覚悟をして下さい。
そして、やはりコンディションを整える技術を身につけるか、パートナーとなってくれる治療院やセラピストを見つけて下さい。
もちろん、スポーツケアやコンディショニングは保険適用外です。
接骨院などで保険で請け負ってくれる場合は明らかに違反です。
部活や練習中など学校管理下の場合は、「日本スポーツ振興センター」などの災害共済給付制度などが使える場合がありますが、詳細は学校に問い合わせて下さい。
もちろん、ケガに限ります。
 
子供や学生の急性腰痛も注意が必要なことが分かります。
ただし、大人になってからは話が変わります。
腰痛があります。⇒整形外科でレントゲンを撮り、分離症と診断されました。
分離症だから、手術以外の方法がありません。
それってホントですか?
急性期で、骨折端がゴリゴリ当たれば痛いでしょう。間違いなく。
骨折端はくっつくことなく何年も経てば「偽関節」と言って骨は離れたままです。
もし、同じ動きをすると必ず同じ痛みが出るのであれば、骨と骨がぶつかる痛みだと思います。
そうでない場合、例えば昨日は楽だったけど、今日は痛い。温めると楽になる。
骨と骨がぶつかる以外に、何か他に原因がある気がしませんか?
諦めずに楽になる方法を探してみませんか?
 
 

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