伊集院大兄に「ドラクエVRやんね?」のお誘いを受け、新宿へ。2019のゲームライフは「VR ZONE SHINJUKU」からスタート。
行ってまずビックリなのが、歌舞伎町の変化。
「ジャッジアイズ」で神室町のマップが変わっていて違和感があったのだが、実際に来てみて納得。
以前あった映画館がなく、なかったアパホテルがあったり、記憶にあったボウリング場は、ゲームの神室町での記憶だったりと、「元々、そんなに思い入れはないけど、何か違和感は感じる」という不思議な感覚に。
虚構と現実が入り混じった中「VR ZONE SHINJUKU」に入る。
まず最初は「ゴジラVR」をプレイ。新宿に現れたゴジラを、迎撃用ヘリに乗り血液凝固弾で、ゴジラを沈黙させるという流れ。
下から見上げるのゴジラのデカさにビックリ、破壊され降りそそぐビルの瓦礫にドッキリ、破壊されるスカイツリーにあんぐり、要所でシートが振動したりする事で、より臨場感が増している。
お次は「ドラクエVR 」をプレイ。キャッチコピーは「ドラクエに入ろう」というシンプルだけど掴まれる文言に、テンションが上がる。
職業は、僧侶を拝命。おっさんに癒されるよりかは可愛い女性に癒されたいとのリクエストに「僧侶かずよ」としてプレイスタート。
軽い内野ノックが出来そうな広さのスペースに、ゴーグルしながら動くのか?と少し不安になりながらも、センサー装備を装着、ゴーグルを着けると、そこは平原が広がる別世界。クルーから「可愛い!」と絶賛の声が。どうやら「僧侶かずよ」は可愛いらしい。
王様から大魔王ゾーマを倒す命を受け、いざ冒険へ。
おなじみスライムから始まり、バカでかいゴーレムなどと戦闘。戦士の後ろで、回復や魔法と大忙しの「僧侶かずよ」。
ラスボス、ゾーマとの最終決戦で、マヒャドで、いの一番に即死。回復役をなくしたパーティーはパニック。
「やばい!死にそう!」
「回復は⁉︎何してんの⁉︎」
「痛い!痛い!」
「本当、肝心な時にダメなやつだな‼︎」
と、仲間の断末魔&罵詈雑言を、ボーッと見るだけの「僧侶かずよ」と、リアルにヘコむ「かずお」。
感想として、僧侶の責任は重大。
他にも、マリオカート、スキーロッジ、脱出病棟Ωなど、たっぷりVR を堪能。途中、VR関係なしのボルダリングに挑戦して、腕がパンパンになったけど。
締めに、高所恐怖SHOWをプレイ。
怖いし、一番VRを感じられるアクティビティだが、なによりも、体験している人を観るのが楽しい。
安全のために、係員のお姉さんが、腰の安全紐を握って、息を潜めてサポートしてくれている姿が、恐怖でパニックっている大型犬と飼い主に見えたり、ここぞとばかりに、女王様に調教されているプレイに見えたりと、中と外で、温度差が激しければ激しいほど、楽しめるはず。
また、施設内の内装が、何かの研究施設みたいな感じで、殺風景な為、VRの中とのギャップが印象的だった。夢を壊されると思う人と、すぐに現実に戻れて良かったと思う人で、意見が分かれそう。個人的には後者。
将来的には、こういったアミューズメントが主流になるのではと感じさせてくれた、2019の始まり。