以前,20代の芸能人が

    「親孝行をやめます。」と言っていました。

 

     20代でやめるの?と思いましたが、

     聞くと、

     親が、家、次は店と次々と要求してくるのが

     嫌になってきたのだそうです。

 

 

     その芸能人の親は、

     簡単に要求しているけれども、

     活躍の場や収入が不安定な芸能界で

     頑張っている子供の大変さ、

     不動産購入に伴う諸手続きなどの大変さ…

 

 

     20代芸能人はいろいろ考えると

     眠れない日もあることでしょうね。

 

 

 

 

 

     一方で,親孝行を積極的にしてくれる

     子供さんもいます。

 

 

     このご時世,子供を想う親からすると

     親のことはいいから,自分のことを考えなさい

     と,言いたくもなるでしょう。

 

 

     でも、親の役目の1つに

     「親孝行を受ける」

     というのがあると思うのです。

 

 

 

     親孝行って,親のためでもあるけれども、

     子供のためでもあるのです。

 

 

 

     親を介護すれば、

     その親の姿を見た子供(孫)が

     思いやりのある子供に育ちますし、

 

     金銭的支出を伴う親孝行をすれば、

     頑張って働こうという意欲につながるのです。

 

 

 

     親孝行をした人は、親の死後に

     喜んでくれた親の顔が浮かびますし、

 

     親孝行をあまりしなかった人は、

     多くの後悔に苦しむのです。

 

 

 

     子を想う親は、

     孝行をしてもらうだけでは嫌ですよね。

 

     ちゃーんと「親孝行返し」という

     とっても、とっても大事な役目があるのです。

 

 

 

     子供、孫たちへのサポートはもちろんのこと、

     孫への「魔法の言葉かけ」をして欲しいのです。

 

 

 

     それは、

    「あなたのママ(パパ)は、とっても親孝行なの。

     おじいちゃんおばあちゃんは、ママ(パパ)に

     本当によくしてもらったの。だから今度は

     ○○ちゃんがママ(パパ)を大事にしてくれる?

     お願いね。」

     という言葉かけです。

 

 

 

     親孝行⇨⇨⇨魔法の言葉かけ

     の繰り返しで,

     子孫は温かい一族になること間違いなしです。

 

 

     第三者による言葉かけって

     すごく効果があるのです。

 

 

     両親から「ちゃんとしなさい。」

     と言われるよりも、

     おじいちゃんおばあちゃんに親への

     感謝の気持ちを言ってもらった方が

     孫は親の言うことを聞くようになります。

     (子供は親のことをいい人だと思って

     好きになります。)

 

 

     祖父母は、孫を注意したりするのではなく、

     孫の両親への感謝の気持ちを伝えることに

     徹した方がいいと思います。

 

 

 

     また、妻(夫)が自分の親への孝行に

     賛成してくれたことへの感謝の気持ちが

     夫婦仲も良くしてくれるのです。

 

 

 

     真の親孝行とは、

     定年退職したから親の介護をしようとか、

     宝くじに当たったから何かを買ってあげよう

     のような自分の都合で孝行するものではなく、

 

 

     何かしら困っている親を、

     自分が大変な時であっても

     手助けしてあげることだと思うのです。

 

 

     親は「心からのありがとう」と、

    「心からの笑顔」で,受け取りましょう。

 

 

     そしていつの日か、あの世で、

     愛する子供のために精一杯頑張りましょう💕

 

 

     子供がいようがいまいが、

     孫がいようがいまいが、

      

     親孝行は全ての人に

      恩恵をもたらすのです❤️