娘へ

 

 

     (事例1)

     先日ウーバーイーツの配達員が、 

     豊島区のマンションの女性住人に

     ファストフードを届けた際に

     配達先を間違えるなどしたために

     低評価をつけられた。

 

     その配達員は,腹いせに

     住人の玄関のドアノブに2日間にわたって

     カレーのようなものをかけたとして逮捕された。

 

 

 

 

     (事例2)

     大阪府立の特別支援学校の20代の女性教師が

     自分が席を外した間に、

     隣に座っていた小学1年の男子児童が

     教師のおかずを食べたことに対して、

    「僕は,先生の給食を勝手に取って食べました。

     反省しています。」と自ら書いた紙を

     児童の背中に貼り20分間にわたり

     校内を歩かせたそうだ。

     

     その後,女性教師は訓戒処分を受け、

     自ら退職したという。

 

 

 

 

     事例1の女性は、

     自宅を知られているのに

     低評価をしたらどうなるのか…

 

     現代はイライラしている人が多く、

    「注意されたらごめんなさいを言う人」が

     少なくなってきているようなので危険です。 

 

 

     我が身を守るためにも、

     低評価にしなくてもよかった

     のではないでしょうか。

 

 

     今後は,警察とのやりとりがあったり、

     犯人の報復がないとも限らない恐怖に  

     怯える日々を送らなければならなくなりました。

 

 

 

     低評価さえ押さなければ、

     平穏な日常が送れたはずなのに…

 

 

 

 

     事例2の女性は、

     男子児童に

     人の給食を食べてはいけないことを教えるか、

     または、理解ができない児童であったならば、

     食べることができないように工夫することを

     考えればよかったのに…

 

     男子児童の心を傷つけた上に

     自身も職を失ってしまいました。

 

 

 

     

     宝石ブルー  宝石ブルー  宝石ブルー  宝石ブルー  宝石ブルー  宝石ブルー  宝石ブルー  宝石ブルー  宝石ブルー

 

 

 

 

     昔は,「やられたら,やり返す」

     ですんだのかもしれませんが、

 

     現代は、

    「やられたら,やり返す。そしてまたやられる」

     の構図になってきているのかもしれません…

 

 

     相手に罰を与えるやり方では、

     その後,また自分に良くない事が

     起こるかもしれません。

 

 

     

     2人の女性は,もともとは

     小さな被害を受けただけなんです。

     (配達が遅くなった。

     給食のおかずを食べられた)

     でも,そこから大きい不幸へ

     自らが舵を切っているのです。

 

 

 

 

     トラブルに遭わない行動

 

     トラブルに遭った時の対処法を

 

     自ら学んだり,

 

     親が教育していかないといけない時代

 

     になっているように感じます。

 

 

 

     

     大学時代のあなたの周りの友人は、

     塾などのアルバイトが多かったようですが、

     お母さんは,あなたにあえて

    「怒られる仕事」、「大変なきつい仕事」

     のアルバイトをさせましたね。

 

     社会を知って欲しかったからです。

 

     これだけ周りが仕事を休んだりする中で、

     無遅刻無欠勤。

 

 

   

     穏やかそうに見えて実は芯が強い人

 

 

     これがお母さんが目指す子育てです。

 

 

 

 

     

 

     悪い事をしたら お仕置き

 

 

         ではなく

 

 

 

 

     悪い事をしたら、

     何がいけなかったのか。

     どうすればよかったのかを「教え諭す教育」

     が大事だと思います。

 

 

 

     皆が穏やかな毎日を過ごせますように❤️

 

 

 

 

 

 

 

           (母)