娘へ
剥脱性口唇炎という
極めて難治とされる唇の病気
がありますね。
唇の脱皮の周期が狂って、
黄色っぽいかさぶたが、
着いては剥がれ，着いては剥がれを繰り返し、
唇に着いている黄色っぽいかさぶたが目立ち、
それが悩みで、
人前に出るのも苦痛になってくる…
ステロイド軟膏を塗ったり、
オリーブオイルを塗ったりと、
さまざまな治療法がありますが、
治療をして逆に悪化するなど、
苦しんでいる患者さんも多いと思います。
お母さんは知人で
剥脱性口唇炎に悩んでいる人がいましたので、
数年かけて何とか改善しないものかと
調べ，考え続けてきました。
そして，お母さんなりの結論が出ました。
知人も、かさぶたがほとんどなくなった。
(お風呂上がりの時にだけ少しふやけるが
昼間はかさぶたは見られないと
言っていい程)とのこと。
治療法に気づいたきっかけは，
お母さんが，唇の近くに口内炎ができて、
痛くて1〜2日，口を開けっぱなしに
していたのです。
すると、
たった1〜2日，口を開けっぱなしに
していただけで，剥脱性口唇炎と同じ
ような黄色っぽいかさぶたが
多く付着したのです。
剥脱性口唇炎になりやすい人は、
内向的な性格とか、
たらこ唇などと言われていますが、
人は悩むと、
口をポカンと開けて口呼吸を
してしまう時が多いし、
たらこ唇は厚いので、
唇がむき出しになっている
ことが多いですね。
部屋で窓を2か所開けると、
風の通りがいいでしょう。
それと同じで、
口を開けていると、
常に唇が風にさらされていて
乾燥し続けるのです。
ですので治療法は
日中はしっかりと口を閉じ、
鼻呼吸をすること。
唇を決してなめてはいけません。
唇を合わせて閉じるだけです。
夜はシルクのマスクをつけて寝ること。
(呼吸をしやすくするために、
鼻は出した方がいいです)
これを続けるだけです。
唇に何もつけないことです。
自然治癒が一番の近道です。
改善するのに年単位で考えた方がいいです。
(人間のターンオーバーはそんなものです)
数ヶ月で治らないので、
次から次に治療法を変えていき、
悪化を繰り返すのです。
心穏やかに、
自然と治っていくのを待つのです。
まずは，1年続けてみて下さい。
今はコロナの時で、
昼間もマスクをつけているので、
人に唇を見られる心配がありません。
そして，夏は
夜にマスクをつけるのは
少し暑いですので、
冬に向かう今が治療を始めるには
いい時期だと思います。
心穏やかに、
心穏やかに、
昼間は口をしっかりと閉じ、
夜はシルクのマスクをつけて寝る
それだけに集中してください。
月日が解決してくれると思います。
シルク製品は肌に優しいです。
この剥脱性口唇炎の治療法は、
口唇炎でない人にも
唇の乾燥を防ぐことができる。
口の中の乾燥を防ぐので
風邪をひきにくくなる。
という利点があります。
私たち家族は全員
冬はシルクのマスクをつけて寝ていますよね。
幸せであるためには、
健康であることも大事ですので、
今日はこの話にしました。
(母)