何から何まですべてウソだらけだ。内閣府で国家戦略特区を担当していた藤原豊地方創生推進室次長(現・経産省貿易経済協力局審議官)が2015年8月に愛媛・今治市などを視察のため訪れた際、学校法人「加計学園」の社用車を利用していた問題。17日の衆院内閣委では、内閣府の出張記録に「官用車利用」と記されていることが問題視された。

「出張記録に偽りの記載があった」「問題はどこにあると思うか」

 立憲民主党の阿部知子議員がこう質問すると、答弁に立った安倍首相は「内閣府が公務員倫理に違反しているか調査している」などと、例によってノラリクラリ。内閣府の村上敬亮地方創生推進事務局審議官は「旅費の支払い手続き上問題はない」なんて言っていたのだが、何を寝言を言っているのか。誰がどう見ても、特定業者からの便宜供与であり、「旅費精算請求書」という公文書の虚偽記載は明らかだろう。

あっせん収賄も疑われかねない重大問題であり、本来は内閣委の審議がストップしても不思議じゃない。ところが、財務省の決裁文書改ざん、厚労省の裁量労働制データの捏造……など、インチキばかりの安倍政権は「それがどうしたんだ」と言わんばかりの態度だったから、狂っている。

 大体、今さら何を精査する必要があるのか。藤原審議官をさっさと国会に呼んで事実関係を確認すれば一発で分かる話だ。ウソを正当化する屁理屈づくりのための時間稼ぎはミエミエだ。

 安倍政権と官僚のウソにいい加減、ウンザリだ。