こんにちは。

「しもつかれ」を作ってみました。

 

北関東地方

主に栃木県方面(群馬県、茨城県方面なども)

に分布する伝統の郷土料理

鮭の頭と大豆、大根、人参、酒粕を

煮込んだ料理です。

 

家庭によって味も作り方も

千差万別だからね。

 

鮭の頭は、鍋で一度湯がいてアクをとり

流水にて血合いや、よごれを取りさる。

鮭に酒をふって10分程度おいて

サッと焼いて使用する。

 

 

 

大豆は乾煎り

軽い焦げ色をつけ

香ばしさを出す。

 

まな板の上に煎った大豆を置いて、

 

一升マスで押しつぶして皮をむく。

皮は、うちわ等で飛ばして取り除く。

 

 

目の粗い竹製の大根おろし器

「鬼おろし」で、大根とにんじんを

粗くすり下ろす。

 

歯がギザギザで、まねで鬼の歯のような

形わしていることから命名された

「鬼おろし」

 

竹で作られ、

大根を大きく粗おろすことで

水分が出にくくなりシャキシャキ

ふわふわな食感を味わうことができます。

 

おろすコツは、

手前一方向に引くことです。

 

にんじん

 

大根

 

鍋に

①鮭と大豆

②大根、にんじん

③ほんだし、水、みりんをそれぞれ適量

順番にいれて

弱火で3~4時間コトコト煮る。

 

とにかく時間と根気ニヤリ

 

鮭の頭と大豆がやわらかくなってきたら、

 

水を入れた小鍋に

酒粕を手でちぎり入れて、火にかけ

粒が残らないように煮溶かしする。

 

煮溶かしした酒粕を鍋に入れて、

 

中の具材とよくかき混ぜ、

 

さらに1時間コトコト煮る。

 

最後に、

酒、しょうゆ、みりん風調味料で

味付け、ひと煮立ちして出来上がり。

 

秘密おいしくなるポイント秘密

作ってすぐは酒粕の味が立って

味が馴染んでいなく、美味しくありません。

一晩置いて、冷たくしていただくと

更においしい。

 

一晩ねかして

酒のつまみに

ごちそうさまでした。