フジミ 1/700 重巡愛宕を製作中です
海のジオラマ製作の続きより
今までの作品はアクリル板をベースにジェルメディウムで波を造形、油性カラースプレーで着色を行ってましたが
今作はフルハル船体を埋め込むべく
加工のしやすいスタイロフォームをベースに製作しております
ただ、このスタイロフォーム
油性系溶剤に非常にもろく
一発で溶解・変形してしまう性質なんです
スタイロフォームの上に二層ほどジェルメディウムを盛り
波を成型してますが、過去に実験でこの上から油性カラースプレーで塗装したところ
メディウムを貫通して見事に溶解してしましました。
そこで、今回は水性アクリルカラーを使用し塗装してみました。
エアブラシ持ってないのでオール筆塗での対応
90×90cmの広大な海の塗装はメディウムの波も相まって非常に時間がかかりましたが
その甲斐あって塗装による母材溶解は一切起こらず塗装は成功しました。
その上から水っぽい光沢とメディウムによる不自然に尖った波頭を自然な感じにするための
処理として5%ほど水で薄めた「クリスタルジェルメディウム」を多めに塗布
塗った直後は写真のような乳白色になりますが
乾燥したらこんな具合に完全透明になります
尚、乾燥には夏場で24時間かかります
上の写真はクリスタルジェルメディウムを一回塗布して完全乾燥した状態
光沢はいい感じながら波の尖った感じがまだ不自然
なので
本日、二度目の塗布をば
24時間後が楽しみですw
ちなみに今回の海の大きさで二回目の塗布までに使用したクリスタルジェルメディウムは
概ね900ml(;^_^A
財布泣かせです・・・
海の完成が概ね見えてきたので
本日より艦本体の製作にも着手
船体はスタイロフォームの海に埋まってて手が出せないので
艦橋構造物の製作からスタートです
羅針艦橋前方の遮風装置はキットのモールドが素晴らしかったので塗装と墨入れで表現することにしました
(前方はしっかり再現されてるのに左右斜め前方向の遮風装置はなぜか再現されてません)
(ここはやはり自作しかないのかのぉ)
でも流石にフジミ模型さん!!
各パーツの合いは素晴らしくパチピタ(・∀・)
資料を確認しつつ差異があるところは自作パーツやEPで対応しながら作っていこうと思います
前作「護衛艦あたご」完成以来一月半・・・
久しぶりにキットに触れてテンション爆上がり中です。
今回はここまでです。
最後までご閲覧くださり誠にありがとうございますm(__)m
またです