こんにちは。JTGSのカワハラです。

今回はデトニクスをモチーフに良質な本革を使い、

ハンドメイドに拘って製作いたしましたホルスターセットを

ご紹介いたします。

 

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デトニクス.45コンバットマスターは1970年代後半にパット・イェーツらアメリカ・デトニクス社

のエンジニアによって、1911をベースに開発されたコンパクトピストルです。

デトニクス社製のガバメントモデルで、小型ガバメントモデルの元祖でもある。

 

しかし、ただ小型化しただけではなくいくつかの改良も加えられており、

部品も本家コルト・ガバメントモデルとできる限り互換性を持たせてあるそうで、

隠し持つのに丁度良い大きさであるため、アメリカの私服警察官などに使用された経緯があります。

 

ハンマーを素早く手で起こすために設けられた、スライド後端のスロープが特徴的。

そのデザインから、日本ではコルト社製ガバメントモデルの短縮型と勘違いされ、

コルト・デトニクス」などと呼ばれることもあるが、コルト社製ではないのでこれは誤りである。

(コルト純正のコンパクトピストルは「ディフェンダー」と「オフィサーズ」)。

 

※ネット検索抜粋

 

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私が所有しているものは東京マルイから発売されているもので、

コンパクトガンでありながら、ブローバックはするし

シルバーボディーで高級感漂う所有感をたいへん満足させてくれるエアガンです。

 

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試射したところやっぱりこのトイガンは隠し持つようなホルスターだったら

カッコいいなぁーと実感いたしました。「LCP」や「ボディーガード」ほど小さくなく、

コンパクトガンであるがゆえにブローバックの反動もありシルバーのボディーも

高級感がありグリップを握った瞬間に私との相性はバッチリでした。

使い勝手が良く、サバゲーやシューティングマッチでも活躍してくれそうです。

 

このデトニクスをモチーフに過去、数々のホルスターを製作しております。

今回ご紹介いたしますのは、ガンホルスターとマガジンホルダーがセットになった商品です。

同じ素材のヌメ革を使い製作しており、統一感のある大人の雰囲気を漂わせております。

また、ガンホルスターは銃の形状に合わせてステッチを入れてありジャストフィットなホルスターとなっており、

職人技(自画自賛)を感じる仕上がりとなっております。

ハンマーストッパーも含めた一枚の革から裁断を行って製作してあり、

強度性とスタイリッシュなホルムを実現させることに成功いたしました。

 

マガジンホルダーはマガジンを2本立てた状態で収納することが出来き、

個性的なスタイルとホルダー自体のデザインもオシャレにいたしました。

ホルスターともどもお持ちのベルトに通すことが出来ます。

 

デトニクスでヒップ/ショルダーホルスターを製作しておりますが、

どれもこの銃のホルスターを製作する上で注意する点は

リアサイト位置が通常のオートピストルよりやや前方にあり、所謂中途半端な位置にあるため

ここをどうするか?に焦点を合わせております。

 

デトニクスはこのリアサイトの位置が特徴的であり、カッコいいので

ここを焦点を合わせたデザインを考えますが、ある程度の型紙はあるものの

どの銃も同じではないので、その都度型紙を作っているワケにはいかず、

ぶっつけ本番で製作することがままあります。

 

革をカットする時が一発勝負の緊張する瞬間であることは間違いありません。

最初の頃は何度も失敗して革を無駄にもいたしました!

 

 

この銃もその類に属するハンドガンで、一応ベースとなる型紙から革を裁断してから、

トイガンの型に合わせて細かな裁断を行って修正をしながら製作しております。

ですから、当店のホルスターは同じものは一つとしてないのです。

ここが大量生産が出来ない理由ですね。

 

効率という観点から云えば実に非効率であり、時間がかかる上に組織化ができないのですが、

それでも私は良いと思っております。

効率が悪いということは、言い換えればその都度細かな変更をすることが出来るということであり、

それが特別感を与えるオーダーメイドのホルスター製作に貢献しています。

お客様の顔や使い方を想像しつつ、細かな使い勝手をその都度修正できる強みがあります。

ここを当店は重視して製作を行っております。

 

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当店のホルスターは天然革を使用しておりますので、メンテナンスはある程度は必要となります。

だからと云って神経質になり過ぎる必要はありません。

 

一か月に一回程度、市販の「ミンクオイル」で革に保湿を与えるように塗り込んでいただけたら

メンテナンスは完了で、驚くほど何年もご愛用して頂けます。

 

また雨なので塗れてしまった場合は水気を拭き取り、陰干しを行った上に仕上げとしてミンクオイルを

塗り込んでいただけたら完璧です。

 

経年変化をお楽しみ頂けるのも革の特徴で、新品で購入した際は固かったものが、

徐々に使い込むほど馴染んできて柔らかくなってきたり、

ミンクオイルにより色の変化で艶やかになってきたり、

まさにお客様が育てるホルスターになります。

 

これは革ならではのものですので、どうぞこの機会に革の魅力を体験していただけたらと思います。

 

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今回のデトニクス用ホルスターセットをご紹介いたしましたが、その他XDM・LCP用のセットも販売しております。

詳しくは:https://JTGS33.theshop.jp

 

 

 

 

今回もご視聴・最後までお読みいただきありがとうございました。