「Summer of 85」
(2020 仏) 1時間45分
少年同士の美しい恋愛物…という最近よくある題材であり、フランソワ・オゾン監督にしては…と思っていたが、後半になってある出来事からの主人公の痛いくらいの切ない思いを強烈に描写。が、青春という海は広く美しいと感じたラストシーンが印象的。
「1秒先の彼女」
(2020 台湾) 1時間59分
皆より一歩早く行動してしまう女。イケメンとの七夕デートを楽しみにするが、朝目覚めると何故か知らぬ間にその日が過ぎさっていた…!?
キャラの作り込み、
バス、映画向きな台湾の美しい風景、
様々な要素を組み合わすちょっと不思議な1本。
だけど、恋愛物としてクライマックスは
ちょっと引く人もいるかも(笑)。
「海辺の家族たち」
(2016 仏) 1時間47分
まさに海が近く美しい場所に住む病に倒れた父の元に「家族が集結する」…って話は多々あるが、家族が女優、年の差カップルと多彩、新たな恋の話が生まれたり、難民の子供たちを登場させたり、辛さの中に次への光を見いだすような作りが好感もてた。