テロリストと人質に絆が生まれ


(2018 米)  1時間41分

 

アン・パチェットのベストセラー小説「ベル・カント」を映画化。

 

完全に吹替ではありますが、オペラを熱唱するジュリアン・ムーア演じる歌手や

 

渡辺謙演じる実業家らが集うパーティーをテロリストが占拠するというくだりを

開始早々に見せてくれるので、グッと引き込まれていくのですが

 

話自体はテロリストたちの要求をなかなか政府受け入れず、持久戦が続く中で、皆の間に妙な友情や愛情が生まれていく、というのがテーマなので、ね。

 

いくら時間が経っていくとはいえ、あまりに緊張感がなさすぎでは?とこちらの気持ちが離れて行ってしまうのが難。そんな事してる場合なのか?とかね(^_^;)。

 

この辺の匙加減が難しいところなんでしょうけど。

 

ただ、クライマックスはこの中盤の流れから一気にドン!という衝撃があって・・このために今までがあったんだろうなあ・・。

 

 

(鑑賞:2021 3・29 WOWOWにて)