前回のブログで書きそびれたことです。
「人口あたりの病床数が世界最多と言われる日本でなぜ医療崩壊が叫ばれているのか?」
という命題については
現在日本では新型コロナが「指定感染症」として、感染症1~2類相当に指定されているから、そもそも受け入れることのできる施設が限定されているため、という指摘があります。
ブログでも書きましたが、
データから見る新型コロナは致死性は低い(若者については極めて低い)反面で、感染力の強さのため医療現場の逼迫による「医療崩壊」が強く懸念されている状態にあります。
それに対し、現実の新型コロナの危険性を鑑みて相当と考えられる「感染症5類」にすべきではないか、という提言もあります。
現在人々は新型コロナに対する漠然とした恐怖心、
例えば
「感染すれば高い確率で死に至る病気である」
とか
「爆発的な感染力で医療崩壊が発生する」
というイメージによって、物事を語っています。
それを煽っているのは連日のテレビ報道なのですが。
そしてこの「極めて危険なウイルス」を「撲滅」するために、「経済をも止めて、人々の命を守るために私権をも制限なければならない」、という主張が支配的になっています。
しかしそれが効果的であるのかは「第一波」「第二波」を見ても疑問ですし、逆に人々の生活により大きなダメージを与えるであろうは確実です。
大切なことは、事実を知り、その実現しうる対処法を知り、現実を鑑み、よりベターと考えられる方法を採ることなのだと思います。