去る12月17日、9月より開校されたLDP新潟政治学校が修了し

その最終課程として第二回政策プレゼンコンテストが開催されました。

 

 

 

 

 

結果はfacebookにおいてもご報告させていただきましたが

グランプリをいただくことができました。

 

 

 

 

このコンテストは昨年の第一回開催時には

グランプリが柏崎市議会議員、三井田孝欧先生

(「若い夫婦の不妊治療に光を!少子化対策の谷間~男性不妊への支援」)
準グランプリに前新潟市議会議員、美濃欣之先生(「人口減少問題についての提言」)

が受賞されており、

私にとっては大変重いものでありました。

 

他のテーマを見ましても

・上森茜 柏崎市議「新潟から始めるエネルギーツーリズム」

・覚張秀都さん「行政サービス向上に向けたスマート政策」

・篠澤秀樹さん「日本のエネルギー戦略への提言 日本がなすべきこと 新潟がなすべきこと」

・玉木駿佑さん「20歳からの日本酒教育」

 

というのは錚々たるもので

最初に各々のプレゼン資料を読んだ時は

自分が作ってきたモノがやたらと陳腐なものに感じ

 

「…これはエライことになってしまった…」

 

と思いました。

 

 

 

 

 

私が作ってきたモノといえば

「若者に政治参画の手応えと喜びを」 という

正直、誰でも考えつきそうな内容のものでした。

 

それは資料を作っている最中から思っていた事で

「所詮は素人が作るものだ…と割り切って行くしかあるまい…」

というのが本音でした。

 

 

 

 

「難しい政策を考えても、プロの政治家に敵うはずもない。

それよりも、自分が普段からfacebookなどに書いてきたモノ

思ってきた想いを、

皆の前でぶつけることが大切なんじゃないか…」

 

 

「テーマは『若者の夢と希望あふれる新潟へ 私が描く処方箋』

 

ならば前提として、出題者には「今の若者には夢と希望がない」という思いがあるのか…

 

そもそも 若者が夢と希望もない ってどんな状態のことだよ

結局若者というのは「政治がどんな風に動こうと、自分達には関係ない、自分達の声は世の中のエライ奴らには届かない。 どうすれば自分が社会の一員としてここに在るのかを実感できない」  そう思ってるんだろう。

 

それは散々自分が今まで感じてきたことじゃないか…」

 

 

 

そういう思いから資料を作成し始めたのでした。

 

 

 

 

私がプレゼンすることにしたものは、結局

「10代、20代を対象として『新潟政治学校jr』の創設を」というものでした。

 

今回のプレゼンコンテストには採点基準が4つあり

(1)独創性(2)必要性・具体性 (3)テーマとの整合性 (4)プレゼン力

となってしいました。

 

「(1)独創性、についてはナイ。今ある政治学校のパクリに過ぎない。

しかし(2)必要性・具体性 (3)テーマとの整合性 についてはこれ以上ないぐらいマッチしている。

結局は(4)プレゼン力次第ということか… これについてはトークと、パワポ資料に一工夫付けてみるか…   案外、 いけるかもしれない…」

 

資料を作っている最中は結構、楽しみながら作成していました。

 

本番、自分では上手く喋れているのかはよく分かりませんでした。

動画を見直しても、時間配分が出来ておらず、後半になるにつれて早口になっていきますし

 

(因みに最初パワポを機動させるのに1分近く手間取り、10分の制限時間のうち

実質9分ちょっとしか持ち時間がなかった。

最後タイマーを見ながら早口で話しつづけ、喋り終えた時はタイマーがちょうど「10:00」だった。)

 

参加者の手元に資料が配られていなければ、

正直喋りだけでは何を言っているのか分からなかったかもしれません。

 

結論としては

「若者の多くが政治に参画している手応えを得られず、興味も持っていない状態で、

一部意識の高い人達が『世の中良くするためにはこうすればいい、ああすればいい』と言い合っていても、世の中は良くならない」

「『若者が夢と希望を持てる街に』というテーマについて話す以上、私達の目線はもっと低いものでなければならない」

「私がここで具体的な政策を挙げるより、将来10人の若者がこの場で発言出来るような仕組みを作りましょう」

「若者が政治に参画する手応えと喜びを感じることが出来るようになれば、それは将来の日本を、あらゆる病魔から救う処方箋となるでしょう」

「この政治学校をさらなる継続発展させ、若者と現場を繋ぐ中心地としましょう」

という内容の話をさせていただきました。

 

 

 

 

内容自体は大したものではなかったにも関わらず、皆さまの採点によって

グランプリを与えていただけたのは、きっと

その場に参加された議員の方々皆が、同じ思いを抱いていただけたからだと思っております。

 

 

最後に、総評でも指摘されましたが、

若者に関心を持ってもらう、多くの若者を集める具体的な方法などについて触れることが出来なかったのは手落ちでありました

…が、正直そのことについては妙案が思い浮ぶには制作時間が足りなかった、というのが本音です。

 

宿題とさせていただきます。