時代によって形は異なれど
日本の天皇はいつの御世にあっても
国民の安寧と幸せを祈り、そのことに生涯を捧げてきました。
そして国民もまた、そのような天皇を敬い慕ってきました。

日本では、
ヨーロッパの王朝で見られるような君主と国民の対立はなく
どの時代であっても、どの政治体制においても
君民共治を旨とし、国を一つの「家」と捉え
生活を営んできました。

それは間違いなく世界に誇れるものであると思います。


8月8日の陛下の「御言葉」は
日本建国以来初めて
天皇が 全国民に 皇位に関する理解を 直接求める という
極めて歴史的な出来事となりました。

しかしそれは、前例なきこととはいえ
やはり過去の天皇同様、もしくはそれ以上に
国民のことを思い、その幸せと安寧を考えての事でありました。

多くの課題はあれど
国民が天皇を敬い慕う気持ちは現代においても
変わらず、
必ず国民が納得し、一つに纏れる
答えが出せるはずと
私は信じます。