今日は朝日、毎日、産経、地元新潟日報が28日にソウルで行われる日韓外相会談に関連して
いわゆる従軍慰安婦問題をどのように決着させるか、についての記事を報じています。

この問題については、(何回も書いているけど)直近では10月28日のブログ
68.「まさに武器なき攻撃!-『日本軍慰安婦の歴史』教育へ について-」
http://ameblo.jp/kazunari-itoh/entry-12085701877.html

で書いています。

過去にも書きましたが、結論からいえばこの問題は1965年の「日韓請求権協定」で
「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認」し終わってますので
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPKR/19650622.T9J.html
韓国側の主張は純然たる「蒸し返し」です。

日本のメディアはよく
「日本は『解決済み』との立場だ」という表現を用いますが
書き方に気を付けるべきです。これだと日本が責任逃れをしているような印象を読み手に与えます。
正しくは「解決済み」なのです。そういう協定を結んだのですから。

ですから後の事は、携帯サイトの架空請求と一緒です。
架空請求に反応して、「相手に納得してもらおう」と相手に連絡をとったために
以後ずっとたかられる結果になっているのです。
ビタ一文、一切相手の要求に応じる姿勢を見せず、
相手が「嘘も100回唱えれば真実になる」攻撃に対し
「101回真実を外国に発信し」かつ、
韓国には日本を貶めた報いを与えること
が、最も適切かつ有効な外交手段です。

変に相手と交渉しようとするから外国からも「ブレている」ように見え
「本当は日本が悪いんじゃないの?」と思われるのです。

これは絶対の自信を持って断言できます。
日本が韓国に対し聞く耳を持たなければ、
そして経済制裁なりの実力行使を韓国に行えば
この問題は比較的早期に解決するのです。
何故なら、中国もロシアもアメリカも、日本よりもずっと酷いことを半島でしたのに
韓国はそのことについて要求をしないからです。
相手怒らせると怖いから。
それが外交における絶対普遍の真理なのです。

日本政府も日本メディアも善良なる日本人も、全然この辺の認識が甘い。

ですので、
朝日新聞「米で3月会談」、米国政府に声明を出してもらって決着を担保?
毎日新聞「元慰安婦へ支援金検討」?
新潟日報「新基金 韓国に拠出要請へ」?確かに相手にも出せれば、少しは相手も考えるのか?
まあ、全然見当外れです。
これは「話合で外交問題は決着しない」最たる例といえるでしょう。

大体韓国は何ですって?「少女像の移転検討」?
全撤去の間違いでしょ。
今国国内の反感?散々今まで煽った韓国政府が責任をもって対応にあたればいい。

とにかく言えることは
今回どんな合意文書が作られようが、それはちっとも信用が出来ないものであると言う事です。