今日10月10日は旧体育の日です。

因みに我が家的には記念すべき10回目の結婚記念日であり
息子の8回目の誕生日です。
(因みに前職ではこれが全く一緒の人がいた)

この10月10日は、昭和39年(1964年)東京オリンピックの開会式が行われた日を記念して
昭和41年に「体育の日」として祝日になりましたが

平成12年にいわゆるハッピーマンデー制度が導入されたため、「体育の日」は現在では10月第2月曜日となりました。

以来、カレンダーを見ても10月10日の欄には「体育の日」とは書かれておらず、
「旧体育の日」とも書かれておらず、空欄となっています。
サイトの「10月10日は何の日」を見たら
「目の愛護デー」が最初に来てました。


うーん(゜-゜)
確かに連休は嬉しいし、それが経済効果的にも良いというのも分かるのですが
祝日って元来、国としての記念日を祝い後世に伝えるという意味があるのではないのでしょうか?

我が家にとって結婚記念日や息子の誕生日が10月10日以外にはありえないように
都合で「記念日」が移動するというのは少し違和感を感じます。

今の状態だと、
「体育の日」が「日本で初めてオリンピックが開催された日」であるとは
世代が移る毎に忘れられていくんじゃないですか?

私は、祝日というのもまたその国の文化であると思っています。
祝日の由来が忘れられるというのは、「小さな文化が失われる」ことに通じると思うのです。

やはり記念日は記念日として、「その日」に祝うということが大切なのではないかな、
せめてカレンダーの10月10日の欄には「旧体育の日」という文字が必要なのではないかな

と思ったのでした。