(このブログは7月5日のfacebookへの書き込みを転載したものです。)
 
今朝は画面の毎日新聞、朝日新聞・産経新聞(全国版)が一面トップでこの話題。...
他紙も読売・地元紙はギリシャ国民選挙の記事をトップとしながらも一面でこの話題と扱っています。

 
一言で言いますと
「やっぱ無理だわ」
に尽きると思います。

 
何がって?
韓国とまともなコミュニケーションが
「とれるであろうと期待すること自体」が無理だった、ということです。


この点、まだ北や中国の言動は理解出来ます。
自国の国益に最大限優位になるように、ゴネて、強請って、日本に譲歩を引き出すのです。
これについては日本も寧ろ見習うべきことです。
日本人の価値観・倫理観には著しく反しますが、それが外交なのです。

 
韓国は違います。
純粋に、日本の足を引っ張ること自体が目的なのです。
今回の件についても日本の遺産が世界遺産に登録されないことで
韓国が(国として)利することはありません。


ただ日本の足が引っ張れたことに満足するだけです。
(国内政治としては、政府の支持率が上がるという
「この上ない」成果が挙げられることになるでしょうが)

 
韓国では反日をすると政府のポイントが上がるのですから
そんな韓国と上手くやろうと考えることは
日本にとってむしろ国益に反することになります。


まともな協議、というか外交上のコミュニケーションが取れると
期待するだけ、時間と労力の無駄使いなのです。


とはいえ、一度両国で決めたことを
(どんなことを決めたかは知りようもないですが)
振出しに戻すような事をした韓国は、やはり外交上の礼儀に反するものでしょう。

 
今回起きたことは何か、と言えば
6月の外相会談で、双方一応の合意に達し、
韓国も日本の世界遺産登録に協力しましょうとなったのに


今回の審議委員会に際し、日本側が韓国に
「何を喋ろうとしているのか、ちょっと見せてみろ
…お前、この間決めた事と違う内容になってるじゃないか!
(何を言おうとしていたか、大体想像がつくが)
オイオイ、ちょっと待てよ。(審議委員会に)これ(日本遺産)一番最後にしてくれ!」


となったのです。

 
大体、戦時徴用と韓国は言いますが、
これは「明治産業革命期」の遺産について登録しようとしているのであって、
韓国の主張は筋違いのものです。
日本側がいうように、歴史的遺産に政治的争いは持ち込むのはナンセンスです。

 
強制徴用といいますが、当時の朝鮮半島は日本の一部で
特別朝鮮人だけが内地で辛い思いをしていたのではないのです。
慰安婦にしたってそうですが、圧倒的に働いていたのは内地の日本人だったのです。

 
朝鮮半島で戦時徴用が始まったのは大戦末期1944年9月からで、
むしろ内地や台湾よりも遅かったのです。
何を自分達だけ被害者ぶってんだ、という話でしょう。

とにかく、
日本としては、韓国と話合いでどうこうしようと考えることなく、
初めから対決姿勢で臨むべきなのです。