先週は地方選の手伝いをしていて書きそびれたため、
2週ぶりの【今朝の一面から】。今朝は産経新聞から。


...

 
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)が日本初の月面着陸機を平成30年度に打ち上げる方針を固めたことが18日、分かった。」


とあります。

 
宇宙開発に関して詳しい人がいたら、是非教えて欲しい所ですが、
どうして小惑星「イトカワ」に「はやぶさ」を降ろすことが出来るJAXAが、今まで月の探査には乗り出さなかったのか?
そして、中国は2013年に月面着陸を行っているのに、
何故日本は3年後なのか?


さらには、アメリカ・旧ソ連は約50年も前に月面着陸(アメリカに至っては有人)を行っているのに、その後は全く興味を失ってしまったかの如く、何故今は火星探査の方に積極的なのか?

 
技術の進歩を考えれば、50年前に有人探査が可能であったのなら
今頃は月に人が旅行に行っていたって不思議ではないはずです。


これについては、
・そもそも月着陸が捏造だった(当時はそうであったとしても、その後十分可能だったはずです)。
・月では宇宙人がいて、月開発及び移住を断念した。

 
等、色んな都市伝説があって興味は尽きません。
案外宇宙人は本当にいたんじゃないか、と私なんかは思っています。


こういう話って、夢があっていいですね。
「宇宙兄弟」の世界が近く実現するのか、と期待してしまいます。


さてさて、

 
月には「ヘリウム3」という核融合燃料があるらしく、
中国、インドはこの資源採掘のために月面探査について研究している、
という話があります。


http://moonstation.jp/ja/qanda/F606


サイトの説明文にもある通り、現段階では月のヘリウム3を地球で活用することはほとんど不可能ですが、将来においては分かりません。

 
月の資源に関しては「月その他の天体における国家活動を律する協定」というものがあって、そこでは一応月の土地・資源を所有することは禁じられてはいるのですが…
実際に宇宙開発を行っている国がどこも批准しておらず、
(日本も批准していない)

 
早い話、実際に宇宙開発を実行できる国の間では
「月の資源は早い者勝ち」ということになっているのです。


とするならば、日本もまた行動は早い方がいいということになるでしょう。
中国(が捏造していないとして)から5年も遅れるというのはヤバいぐらいではないかとさえ思います。


それともう一つ。
記事によれば、月面探査機「SLIM(スリム)」は、小型ロケット「イプシロン」から打ち上げ
着陸地点と予定地点との誤差を100㍍に縮める技術獲得を目指す、とあります
(各国の月・惑星探査機の着陸地点は予定地から数キロの誤差があった)。

 
「イプシロン」といえば、2013年の打ち上げ実験の際には韓国が騒いでましたね。
これは「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」だ、と


指摘は全くその通りで、ロケットとミサイルの違いは
先っぽに探査機(もしくは人工衛星)か爆弾が積んであるかどうかの違いでしかありません。


つまり、JAXAが3年後の打ち上げに成功した場合、日本は世界でも比類なき精度の弾道ミサイルが開発可能であるということを世界に証明することにもなるのです。


そして核爆弾を作るために必要な高濃度プルトニウムは原発に大量に貯蔵されています。

http://www.excite.co.jp/…/2014…/Recordchina_20140217034.html

http://newsphere.jp/politics/20140318-8/

(歴代の日本政府は非核三原則を唱えながらも、「核保有能力」までは否定してきませんでした。
「日本はその気になれば直ぐにでも核ミサイルを持つことができる」というのも、抑止力として必要だからです。)

 
従ってこれは日本が安全保障上の抑止力を強める、という見地からしても
必要な打ち上げであると言う事が出来るのです。

 
最後は全く夢のない話でした…