(このブログは8月17日のfacebookへの書き込みを転載したものです。)

 今日は産経新聞の一面から。

6月の潟RIBAで石﨑代議士が...
「個人的には、歴史の授業は昭和史からやった方がいいと思っています。」
と語っていました。その一例として
「例えば、昭和初期の満州では日本軍以外にも多くのプレーヤーが存在していて、それぞれ勢力争いをしながら複雑に歴史が動いていたんです。」
とも。
私的には、全くその通りと膝を打つ思いでした(念の為断っておくと代議士が右派ということは全くない。単に「石器時代に時間をとって昭和史まで授業が追いつかないのはおかしい」という話がしたかったのだと思う)。

代議士の意思が働いたのかどうかは分かりませんが、
この(日本史と世界史を統合した)「近現代史」新設という動きは、
やはり時代の要請に応えたものと言えるでしょう。

記事では、
「(先の大戦のことが海外の留学先で議論になると)近隣からの留学生が詳細な知識を持っているのに対し、日本人留学生はほとんど無知に近く、一方的な非難にさらされることが多い」
とあります。

私自身、学生時代そうでしたが、
ほとんどの学生にとって大戦の話など「生まれてもいない時代のことで自分には関係ない」「試験に出ないから関心もない」というのが本音でしょう。

しかし、現実にこうして海外で中韓から誹謗中傷を受けている以上、やはり現代を生きる私達も、この時代の出来事に無関心ではいられないと思います。

何より、この21世紀の日本・世界は、全て20世紀の出来事を土台として成立しているのですから、学校で20世紀の歴史を勉強しないというのは不自然だと言えます。

だから私は、この記事の内容はとても意義深いものだと考えています。

勿論、授業内容が日本擁護のものになるとは限りません。
因みに私は今「国が燃える」(本宮ひろ志)という昭和初期を題材にした漫画を読んでいます。
この漫画には冒頭で石﨑代議士が言っていたような、張作霖、蒋介石、石原莞爾というプレーヤーが登場するのですが、まあ、日本軍がかなり悪辣非道に描かれています。

私はその時代を生きた人間ではありませんので、実際その時代、その人々がどういう人であったかは知りません。
歴史観は人それぞれだと思いますし、当時は色々な事があったのだと思います。
現代の価値観では違法不当でも、当時はそれが当たり前だったということもあるでしょう。

色々な意見が出て当然だと思います。
今は、皆がその時代の事に関心を持つことではないでしょうか。

また記事にもあるように、中韓から強い干渉を受けるであろうことは容易に想像出来ます。
一々その干渉を受け入れていては、この試みは意味のないものとなりますから、
これについては国には強い態度で事に当たってほしいと思います。

さて、その他の一面は
朝日新聞:「東電、六ヶ所村に『寄付』」十分とは言えなくとも何かしたいという意思表示でしょうか?
毎日新聞:「秘密保護法必要性弱い 内閣法制局が指摘」朝日毎日ぐらいなものでしょう。この手のプロパガンダは。
読売新聞:「衛星でアジア洪水予報 ジャクサなど 途上国を支援」監視衛星は本当に何でも可能です。これは平和利用ですね。
日経新聞:「研究開発減税を縮小」既に多額の開発費を投じている分野の企業には辛い内容です。
新潟日報:「年末の景気 94%拡大」 本文を見ると頭に「ゆるやかな」が付いていました。増税に賛成が多数なのは、アンケートの対象となった106社というのに問題があるのでしょうか?それにしてもなんで共同通信から記事を買うのか?
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