期末考査 | 元オカマの家庭教師の独り言♪

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元オカマなのに家庭教師(主に中学受験の理数を担当)をやっている一菜センセです。
現在、スケジュールの空きがありませんが、来年2月以降の生徒さんを募集中です。

昨日のレッスン(来週から期末考査が始まる私立中2男子)でのこと。

 

私が到着すると、生徒さんが開口一番に、「今日、学校の代数ので因数分解に入ったんだよね」と・・・。

 

えっ?この前の日曜のレッスンでは乗法公式に入ったばかりだったじゃん。それでも進度が速いと思ったので、急遽今日もレッスンを組み込んだんだけど・・・。

 

「あのさぁ、今日は代数の式の展開と、理科の分解と還元の化学反応式を重点的に扱おうと思ってきたんだけど・・・」

 

「でもさ、学校では因数分解まで進んじゃったんだよね」

 

「もう一度、期末考査の出題範囲表、見せて」

 

「うん、これだよ」

 

げげげっ、問題集のページと突き合わせてみると、因数分解も応用レベルまで出そうじゃん・・・。

 

「あのさぁ、授業で因数分解は理解できた?」

 

「う~ん、何となく・・・」

 

そりゃそうだ。乗法公式もまだまだ消化しきっていないんだから、いきなり因数分解はキツイだろうなぁ・・・。

 

と言うわけで、まずは因数分解とはどんなことかを説明し、基本的な問題を提示。生徒さんの反応を見る限りは、何となくは理解した模様。

 

でも、期末考査では、(3項式)×(3項式)など、メンドクサイ式の展開も出題範囲。まずはそちらのトレーニングをさせました。まぁ、こちらはミスをしながらも何とかクリア。じゃぁ、次は因数分解と思いきや、生徒さんは息絶え絶え、窒息寸前状態。まぁ、予定の時間を30分以上もオーバーしているんだから仕方がないか(因みに、レッスンの延長料金は頂いておりません)。

 

積み残した荷物は次回の日曜日のレッスンで何とかする(と言っても、因数分解全般と、メネラウス・チェバの定理・還元の化学式を扱わねばならぬ)ことにして、終了。帰り際には、「次回のレッスンは3時間以上は覚悟しておいてね♪」と言って帰途に就きました。

 

何度か記してますが、私立中は決して「パラダイス」ではございません。むしろ、お勉強があんまりお好きでないお子さんにとっては、鬼やら悪魔やら鬼畜やら泣く子も黙る地頭やお代官様などが、手ぐすね引いて待っている場かも知れません。

 

でも、学校生活そのものは楽しそうです♪