県立図書館内の ふるさと文学館では

毎年夏に、原画展を企画してくれているような

2022年は角野栄子さんの作品だったし、

2021年は かこさとしさんの作品だった。

さてさて 今回の堀内誠一さんは 165点の展示


『たろうのばけつ』は、1960、1968版があり、

たろうの表情も背景の色も変わっている。

私は 有名な『ぐるんぱのようちえん』を持っていない。

なぜだろう。まぁ いいか。

今回、とても気になったのが、書籍として販売されていない

ドイツのわらべうた

展示資料にも この本は『』書きされていないから

世に出ていないのだなと思う。

見開きで展示されてあり、ドイツの夫婦のやり取りが 可笑しく描かれてあった。

欲しいなぁ。


私が 堀内誠一の絵本に出会ったのは、きっと、

28年前。

息子の保育園で福音館の月間絵本を購入していて、

何冊か堀内誠一の絵の本が配本された。

『どうぶつしんぶん』『いかだはぴしゃぴしゃ』

息子が噛んで、背表紙が千切れかけているが、

ちゃんと今でも読める。丈夫だ絵本って。

その後、絵本を勉強する機会に恵まれ、

どこの勉強会でも 堀内誠一の絵本は いろいろ紹介されていた。

どこが好き?と聞かれても、ここ!とは答えられないけど、

とても魅力的な絵だと思う。

我が家にある 絵本


かがくえほん


読みもの おはなしのテキスト


とくに、ジプシーのおはなし集の

『太陽の木の枝』と『きりの国の王女』は、

福音館40周年記念に出版された 函つき。

顔のところが 切り取られていて、

本の表紙の絵が見えている。

そして、今回、大好きな『秘密の花園』福音館書店

の挿絵が、堀内誠一だったとわかり

これまた驚く。

この機会に、絵本も一冊一冊、じっくり眺めてみよう。