昨日は早朝から、稲光とともに、豪雨で、

福井県内のあちこちで、水害がありまして、

全国ニュースでも、鯖江市の一部の様子が流れて、

大変なことになっていないか?と県外の心配くださった友や姉から

安否確認の連絡をもらいました。我が家は、割に高い場所にあるので、

家の前の細い道路が、大量の雨で小川にはなってましたが、すぐにひきました。

午後から、どうしても借りたい本が県立図書館にあるので、久しぶりに出かけます。

なんか見覚えがある幟が。だるまちゃんだ。あとで見に行ってみよう。


どうしても借りたかったのは、書庫にあり、福井県内では、3冊しか蔵書されていない本。

私にとっては難解。
これがテキストの学びの場に参加しようか思案中で、
とりあえず、テキストに目を通してみようと思って。


無事に借りられたので、さっきの幟の
ふるさと文学館へ。

かこさとしさんの絵本がたくさん。

展示会場内に、5問のかこさんの作品やかこさん自身のクイズがあり、

全問正解すると、6種類の中から、お好きなポストカードを一枚貰えます。

私は、『からすのおかしやさん』を悩んで選んだ次第。


そのあと、愛宕坂茶道美術館へ。

またもや、観覧してるのは私ひとりというラッキーな環境で、じろじろ拝観。

一部屋で21点の、小さな展示でしたが、

お軸も雀、時鳥 派手さは全く無くて、よい景色。

企画が、 詫びたり寂びたり にぴったりな展示。

展示品一覧の冊子に、侘び寂びの言葉の説明がありました。

「詫び」とは、飾り気がなく質素なもののなかにある深いあじわい。
 ちょっと足りなかったり、不完全だったりするもののなかに美しさを見出す心をいいます。
「寂び」とは、古くて寂しげなもののなかにある独特の味わい。時間がたって古びてしまったけど、そこがなんだかいいんだよねと感じる心をいいます。

 この文章はとても好きだなぁ。

今回の展示品は、まことに古めかしく、美しく感じましたよ。

現代の作品も展示されていましたが、天目茶碗で、私の大好物。

観覧料100円もありがたい。是非お出かけして欲しい。

来てよかったと大満足の午後のひとときでしたの。