今週の朝のワイドショーだったか、京都がすごい紅葉が美しいのと、

観光客が凄すぎて、ごった返ししている嵐山を見て、

ひゃー、もう12月なのに、どーしたんだ!!嫌やわー。

と、心配していたけれど、

今回、訪れたのは、東山。京都国立近代美術館。

語り仲間のSさんと、先月から休みの調整をして、やっとお出かけできた。



沢山の展示物で、くらくらした。

応挙だけでなく、息子や弟子の作品も。

鳥の絵、中でも有名なのは孔雀。

目の周りの描写は、生々しい。じっと見つめていられないくらい。

植物図鑑かと思えるような巻物は、

お花を手折って、そこにあるかのよう。

素晴らしい。

堪能しました。

ミュージアムショップも一通り眺めて移動。


地下鉄東山駅に向かう途中にある

【祇園饅頭】 三年ぶりに覗いてみたら、

ひとつ170円に値上がりしていた。

でも 買う。私は 【志んこ】

もちもちのお団子、ういろうみたいな味かなぁ。


帰宅してから食べた。

ういろうみたいだった。ムチムチしてた。

きなこをお好みでとあるから、もちろん味わわなければ!

各々半分かけずに、残りはかけて頂く。

きなこない方が好きだ。うますぎる。3本とも完食。(食べ過ぎである)


さてさて、おふたりさまの旅は、市役所前駅で降りて、

徒歩で【まつは】へ。

一汁三菜をオーダー。900円。ここも値上げしていた。

でも、すごく美味しくて、初めてのSさんは大喜び。

ゆっくりしたいとこなんだけど、午後のスケジュールも押し気味だから、次へ急ごう。

市役所前駅に戻り、今出川駅へ。

毎年、この時期に来ている相国寺の承天閣美術館。


2年前、京博で開催された国宝展で、

一眼見て虜になった たいひ天目茶碗を

どうしても、また、観たい。



境内は、しんとして、ここだけは観光客もまばらなのが不思議。

美術館内も、静かに、ゆっくり見回ることができた。

Sさんは お茶を習っておられるので、お道具のことを教えてくれる。


たいひ天目茶碗を眺め倒す。

上から、横から。照明が違うから、国宝展の時とは、別物?と思えるくらい。

今回は内側の模様がバッチリ。

内側の茶碗の細かい、ちくちく した生地や、

花の模様とされてる濃い黒茶色、

どうやったらこんな色合いが生まれたのかなぁ。

たいひ天目茶碗から離れられない。

離れてみると、外側は茶色のまだらだったはずなのに、深い紺色に見えたり。

Sさんと、照明の加減で、毎回違う面を味わうことができるから、

やはり展示される時には、必ず観なければねと話し合った。


外に出ると、寒いけれど、よい景色。

境内をちょっと歩きまして、




今は使われていない鐘つき堂

もう、京都駅に戻るか、どこかでお茶するか話して、

少し近くを歩くことに。

【とらや】の羊羹のお店を発見。

でもここは素通り。

喫茶店無いなー、もう駅に戻ろうと思った時、

雨がぱらつきだし、Sさんが見つけたお店に雨宿りがてら入る。


珈琲をお茶碗でいただく。

16000歩 歩いたので、糖分補給しなきゃ。

のんびりしてたら、まずい時間になり、

またもや京都駅では、お土産袋を沢山持ってるSさんを走らせる。

無事、サンダーバードに乗れて、帰りの車中でも喋り倒した二人でありました。